竹原峠 680m (1999.10.11、2004.4.11) 地図

下呂市町夏焼鳥屋ヶ野−下呂市宮地(竹原)
東山道支道(飛騨南街道)の峠である。国道41号線が通っている飛騨川沿いのルートは400年前に金森長近が開いた。それまで東山道支道(飛騨南街道)は金山から火打峠執幣峠久野川峠竹原峠初矢峠を越え、下呂で国道41号線ルートに合流していた。
鳥屋ヶ野から登る道との合流点付近(9:37)



久野川峠から下りてきて、下夏焼の集落から直線的に峠へアクセスしてみた(9:27)。久野川断層の断層線を忠実にトレースしてみたかったからである。
久野川断層(岐阜新聞・ひだみの活断層を訪ねてより)


現在の峠道、鳥屋ヶ野から登る道との合流点付近からは執幣峠の峠付近が望見できる。ここで畑仕事をしていた老婆と話しが盛り上がり、長時間談笑してしまった(^^;) ここから林道鳥屋ヶ野大洞線を登った。
執幣峠の峠付近を望見する(9:37) 林道に入る(9:56)



林道は別にどうってことなく、峠に到着する。火打峠どうよう林道には場違いな峠の石碑がある。題字はもちろん上松陽介である(^^;) この峠からは東方の展望が良い。ここで早めの昼食をとった。昼食中に親子風の2人連れが自転車で峠を通過していった。
竹原峠(10:20) 峠の石碑



この2人連れ、峠で休憩もせずに通過するので、地元ピープルに違いないと思った。案の定、私が下り出したら、あっという間に追いつき追い越せてしまった。中腹に半伽思惟像(弥勒菩薩みたいなの)のような石仏があった。やっぱここは歴史のある道に違いない。林道は麓で国道257号線と合流する。
半伽思惟像(10:43) 麓、途中で抜いた地元ピープル?(10:45)

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