MY BIKE 初代ランドナー
(Wander Vogel号)2007.5.7 更新
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1970年頃購入 |
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雑誌でカラー写真を見つけたので参考に載せます。私のものとはカラーリングや部品に違いがあります |
フレーム | スケルトン | フレームサイズ:530mm(C-T)、アングル72度パラレル |
素材 | ハイテンション・バデッド鋼管、低温溶接カッタウェイラグ、前後クロームメッキ仕上げ、フォワードドロップアウトエンド(ロードエンド) | |
工作 | カンティブレーキ台座、変速レバー台座、ゴム引きチェーンプロテクター | |
塗装 | エンジ | |
ホイール | ハブ | 鉄 シマノ?スモールフランジハブ |
リム | ARAYA 鉄リム (26x13/8) | |
タイヤ | SOYO (26x11/2) | |
マッドガード | ステンンレスガード(リアは輪行用に加工) | |
駆動系 | チェーンリング | SUGINO 鉄ダブル (48-36T) |
クランク | SUGINO コッタード | |
スプロケット | SUNTOUR 15−17−19−21−24T (5速) | |
ペダル | MIKASIMAラットトラップ 鉄 | |
変速系 | フロント・ディレイラー | 不明 (スライド式でローノーマル) |
リア・ディレイラー | SUNTOUR スキッター (ローノーマル) | |
ブレーキ | ブレーキ | DIA COMPE カンティブレーキ |
ブレーキレバー | DIA COMPE フーデッド型 | |
ハンドル | ハンドルバー | ランドナーバー |
ハンドルステム | DIA COMPE (45mm) | |
サドル系 | サドル | FUJITA BELT |
シートピラー | 鉄 | |
電装系 | ヘッドライト | 不明 2灯式 (フロントキャリア組み込み) |
テールライト | SOUBITZ CATALUX | |
ダイナモ | SANYO ハイスピード? | |
その他 | キャリア | フロントキャリア リアサイドキャリア |
ベル | チンカンベル | |
インフレーター | PRIMAS |
1.購入動機
高校に入学した春休み、なんとなく憧れていた長良川の河口まで行ってみました。そのとき通ったのが長良川と木曽川の間にある背割り堤でした。濃尾平野のど真ん中、大河に挟まれた堤防をゴトゴト走る。もちろん当時も今と同じく舗装されていませんでした。自転車は丸石の4段変速、セミドロップハンドルの自転車です。まだ体力もなく岐阜市から河口まで行って帰る(110km程度)だけでバテバテでした。
高1の終わりごろ、勉強その他の理由から本格的なサイクリングがしたくなりました。そのとき偶然行ったのが今に至るまで師匠と仰ぐスポーツサイクル・サカイさんでした。そして師匠のお店で薦められたのが城東輪業社のワンダーフォーゲル号でした。
ワンダーフォーゲル(Wander Vogel)とはドイツ語で渡り鳥のこと。また集団で山野を歩いて旅行する青年運動(仲間)のことであります。そのネーミングも気に入り、親を説得して購入しました。長良川上流へ 蛭ヶ野峠 ひるがのYH付近(若いなあ(^^;))
カタログや当時の写真でわかるように、ランドナーと言うよりキャンピングに近い自転車でした。この自転車は通学やサイクリングに活躍しました。しかしその実体は鉄リム・コッタードの鉄クランクという代物で、重くて輪行の分解・組立にも時間がかかるため難儀をしました。
また師匠のお店には、お仲間というか兄弟子さんたちが一杯たむろしていました。彼らの話している内容が始めはサッパリわかりませんでした。また彼らの持っている自転車はとてつもなく良さそうに見えました。
彼らのレベルに追いつくために、私なりに自転車書や雑誌を精読しました。そのうち自転車のメカニズムや部品知識・品質レベルなどがわかるようになってきました。また実際の走りの中で私の自転車(ワンダーフォーゲル号)の特徴や欠点も見えてきました。
それではそれらの詳細を仕様表にもとづいて、ジックリ紹介することに致しましょう。仕様表へ戻り、それぞれの項目をクリックしてください。
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