MY BIKE | 初代ランドナー (ワンダーフォーゲル号) |
2007.3.17 更新 | 仕様別No.1 |
1970年頃購入 |
2.仕様表より
フレームは530mm。現在のランドナーALPS QUICKACEが550mm。TOEIパスハンターが540mmですから、小さめのフレームでした。ゴム引きチェーンプロテクターやフォークの先メッキなど玄人受けする細工がしてありました。仕様表へ戻る
エンドはForward Drop Out End(ロードエンド)でした。これはロードレースなど車輪の素早い脱着を求められるケースでは有効ですが、セッティングしたときの位置決めが難しいため、輪行のたびに泣かされました。輪行車はStraight Drop Out End(通称ストドロエンド)に限ります。 ハブは鉄。銘柄は・・・覚えてません。きっとSHIMANO(島野:シマノ)でしょう?そしてスモールフランジハブだったと思います。右の写真上図がsmall flange hubでハブのつばが小さいもの。下図がlarge flange hubです。ラージフランジハブの方がショックの吸収が良いと言われていました。
師匠のお店にたむろしていたお仲間はみなラージハブを付けていたし、ラージハブの方が値段も高かったことから当時の私にとってラージハブは憧れの対象でした。
リム
リムはARAYA(新家:アラヤ)のステンレス(鉄)でした。ショップのお仲間はみなアルミ軽合金でスーパーチャンピォンとかマピック、最低でもアラヤのタコ穴軽合リムでした。ですからタコ穴リムも憧れでしたね(^^;)仕様表へ戻る
. スモールフランジハブ ラージフランジハブ . . . ARAYA ステンレス(鉄)リム ARAYA タコ穴軽合リム SOYO 26x11/2タイヤ タイヤはSOYO(ソーヨー)の26x11/2だったと思います。国産タイヤとしても一流だし、舶来ものにしたいとは思いませんでした。
タイヤを替えると走行感が劇的に変わるといいます。タイヤの幅や重量、トレッドも極端に変わればわかると思いますが、同じサイズの同じ構造のものなら極端には変わらないでしょうから大して気になりませんでした。
もっともタイヤに対する意識は後にロードレーサーのチューブラタイヤやMTBのブロックタイヤを経験してからはコロッと変わりました(^^ゞ ま、なんでも使ってみなくちゃ、わかりません!
マッドガード
ステンンレスガードだったと思います。輪行しやすいように師匠に後ろガードを切ってもらい、輪行用に加工してもらいました。しかし前輪用のガードはそのまま外しましたから面倒でした。仕様表へ戻る
ショップのお仲間はもちろんアルミが多く、なかでも亀甲ガード(雪平鍋のような模様)はミョーに格好良く。私的にも次は亀甲と決めていました。
ステンンレスガード 輪行用ガード アルミ亀甲ガード
B駆動系
SUGINO(杉野)の鉄クランク。チェーンリングも鉄でダブル。48-36Tだったと思います。高校頃に通学だけの脚では名だたる峠越えなどダブルギヤでは力不足に思えました。トリプルが欲しいと思っていました。cotterd klank 仕様表へ戻る
しかし、それより特筆ものはコッタード(cotter:横くさび)だったことです。
コッタード・シャフト(ボトム・ブラケット・アクスル)との組み付けはcotter pinで締めていました。cotter pinが緩むとガタが出るというわけです。もちろん当時cotter pinが要らないcotterless crankも既に出ていましたから、自分的にはcotterless(コッターレス)が憧れでしたね。cotterlessが憧れ .
SUNTOUR(5速) 15−17−19−21−24T。当時の定番ですね。ボスタイプだったと思います。
ギヤ・テーブル
「自転車の遊び方」ギヤ比の話にのっとって前後のギヤ比を計算すると、右のようなテーブルになります。これがランドナーの平均的なギヤ比でローローでも1.5でした。坂が辛かったのも当然でした。
ギヤ・テーブル
15 17 19 21 24 48 3.2 2.82 2.53 2.29 2 36 2.4 2.12 1.89 1.71 1.5 ペダル
MIKASIMA(三ヶ島)ラットトラップの鉄。これまた当時の定番。もちろんアルミ軽合金のものが欲しかったのは言うまでもありません。仕様表へ戻る
これに途中から三ヶ島のトゥークリップ&ストラップを付けていました。靴をペダルに固定すると引き脚が使えるため、後ろのギア1歯分くらい違うと感じたものでした。
ただ三ヶ島ラットトラップペダルにはトークリップを止めるボルトを通す穴がなく、金具をかませて固定していました。高級機はちゃんと穴も付いているのにと残念に思ったものでした。