焼岳アタック 2
    (38年ぶりのリベンジ)

    
(2007.9.15)   更新 2009.9.12  地図
焼岳北峰山頂、リベンジ成功
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中尾峠から山頂アタック再開。
昔の写真と較べると随分緑が多い。さしもの火山地帯も40年近い歳月が経つと緑化能力の方が上回るようだ。
中尾峠から山頂アタック再開2095m、11:26 高校当時の写真



ルートおよび周辺地図
プロフィールマップ
中尾から見たルート・カシバード図



それでも登るにつれて、硫黄の噴気口やガレ場が増え、火山らしい風景になってくる。それとともに傾斜も急になる。もちろん2000m以上であるから平地に較べれば酸素も薄く、今までの登りとはチョット違う。乗鞍アタックのように過呼吸というか心肺機能を超過してしまったのか、私ゃ少し立ち眩み気味になった(~_~)
登る11:32 中腹から中尾峠を見る
噴気口から硫黄臭いガスが吹き出している ガレ場になってくる11:41



それでも何とか頂上直下まで来てひと息ついた。ここにある噴気口は「シューシュー」と音からして凄い。その噴気口のそばを通って山頂に向かう。ここで動画も記録。「ハア、ハア」お聞き苦しい声は私だ。情けない(ー_ー)


頂上直下の噴気口(12:14
その動画



ほどなく山頂到着。38年ぶりのリベンジだ。山頂はけっこう広い。交替で写真を撮った。
焼岳北峰山頂、リベンジ成功
焼岳山頂北峰(2390m、12:20



山頂周辺は昼食の輪ができている。我々もいい時間なのでランチタイムにした。
隊長はラーメン。 リーダーはアーメン、いや、イケメン?
驚かしてすいません! ヤマドンナは余裕のピース
コーヒーブレイク、楽しいなあ♪



楽しいランチタイムも終わり、そろそろ下ろうか!下る前に何事にも好奇心旺盛な今村隊長、リーダー今尾君とともに、あの噴気口へ探険に向かう。
「隊長、変な匂いがします。」「リーダー、それはだな、温泉卵を作っているからだ!」
などと口走ったかどうかは動画でお確かめください。


あの噴気口探険へ(13:15)



けっこうな急斜面を下っていく。ふ〜ん、こんなの登ってきたんだよねえ。これだけ段差やスリッピイな斜面があると、やっぱストックが欲しくなるわ。

けっこうな急斜面13:19



ようやく中尾峠まで下りてくると、またまた異なモノ発見。何だ、こりゃ?雨量観測計にしてはちと変。例によって今村隊長、探険に興ずる(^^;)。 結局わからないのでネット検索してみると、こことかここ辺りが怪しい。
年季の入った立ち枯れた木(13:57 中尾峠で異なモノ発見(14:00)

何じゃこりゃあ?   隊長、探険に興ずる



しばしの休憩後、中尾峠を後にする。分岐点や秀綱神社の前も通ってドンドン下る。今回私は夜叉が池の反省を込めて、事務センターの階段下りで鍛えてきたつもりだった。でも・・・

甘かった。山頂付近で心肺機能に齟齬をきたすし、下りではピッチが上がらず、遅れ気味だった。ただ筋肉痛だけは当日中は出なかったので以前よりはましかな?って感じだ。
中尾峠から下りだす(14:27 分岐点まで下る(14:50
樹林帯を下る(16:18 スタート地点近く16:38
さて、そんなことで高校のときのリベンジができたといえばできたのであるが、何だか焼岳に返り討ちに遭った気分でもある。でも、この高校同期の山の会では良い天気は少なかったそうである。今回は雨かも?と心配されたのが良い天気になったのが何よりだった。同行したお仲間にも恵まれ、楽しい山行きでした。また機会があれば、みんなと一緒登りたいです。



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