弐千峠達成記念サイクリング

   (一日目と宴会)


(2009.6.13〜14)  更新 2009.6.19
 
七越峠で記念写真
今を去ること7年前。2002年9月に1000峠セレモニーを乙見山峠で行った。東西から集まった多くのお仲間に祝福されたオフ会だった。

月日は経ち、峠漁りを続け、2000峠間近になった6月の中旬、紀泉国境にて弐千峠達成記念サイクリングが行われた。

そのレポートをおこす前に幹事団を務められたcancanさん、輪童さん、九度山人さん、記念品担当?大黒屋さんに、まずもって感謝致します。
    m(_._)m
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七越峠で記念写真
          参考ルート図



コース 1日目  

道の駅・万葉→紀ノ川南岸→九度山町→横座→狼頭峠→北宿「やどり青少年旅行村
2日目
やどり青少年旅行村→丹生川→高野口駅→大畑→蔵王峠→燈明岳→七越峠→鍋谷峠→めのこ峠→道の駅・万葉 





本編1日目

道の駅「紀ノ川万葉の里」は麻生津峠(おおつ)日待峠(ひまち)勝神峠(かすかみ)をやったときに利用したところである。本日の宴会用にシャンペンを仕入れて、道の駅に着いたのは11時半だった。

今日は宿まで自由に走って集まる集合ランである。誰とも示し合わせていないし、谷沿いの国道を行こう。それにしても担いだシャンパンの重いこと、重いこと。おまけにそれを2本も。なんで2本?日本やから2本(^^;) ちゃう、2000峠やから2本調達したんやけど、次の3000峠を目指して3本にしたらえらいことになるところだった。

そして谷沿いの国道をと思って371号線に入った途端、下の通行止め標識が盛大に出迎えてくれた。うーむ、前途多難。
「こんなん聞いてまへんで」
cancanさんに電話すると、九度山人さんにすぐ代わり、迂回路があるとの指示。この通行止めは募集要項に書いてあったらしい。見逃した(--;)
道の駅「紀ノ川万葉の里」(11:54) 通行止め標識(12:52)



しかし、電話では狼頭峠とか言ってたねえ?私ゃ宿舎入りの前に峠越えするつもりはなかったんだけどなあ。何せシャンペン2本担いでるんで。確認した地図がツーリングマップルだったのがあかんかったなあ。カシミールで確認しとけば谷道やなくて峠越えなのはわかったはず。油断としか言いようがない。

これで丹生川沿いの谷道に戻るには6kmくらい行き過ぎている。戻るのは邪魔くさいしなあ。行ってしまえ。てなわけで峠道に突入。しかしダンダン道が急になる。山間に入ってもけっこうな勾配が続く。そういえば紀伊半島は劇坂の宝庫だった。このときほど背中のシャンペンが重いと感じたことはなく、山で見かける歩荷(ぼっか)さんの気持ちがよくわかった(~_~)
登りはじめの辺り(13:00) けっこうな勾配が続く(13:18)



登るうちに小さな祠が出てきた。高野(玉川)新四国八十八回所、第十七番薬師如来としてある。さすが高野山のお膝元だ。さらに通行止めの看板を過ぎると、ほどなくして峠に到着。橋本から6kmの地点だった。国道などによくある深い切り通しだった。
第十七番薬師如来(13:19) 通行止めの看板(13:37)
狼頭峠(丹生川側、13:42) 狼頭峠(橋本側)



峠から下る。また祠があった。第19番地蔵菩薩になっている。どこで18番を見逃したのか?旧道でもあったのかなあ?そして、電話で
「見逃したらダメです」
と言われていた分岐に来た。でも通行止め標識はない。そこで行けるとこまでと思い、そのまま下った。すると、確かに閉鎖した通行止め箇所に出た。ここにも分岐はあるし、先ほどよりはるかに安心できそうな迂回路なので迷わずそちらを選んだ。後でKENさんもここを通ったようだ。ところが上には上がいるもので、tatumi御大は崩落地点まで偵察に出かけ、突破してしまったそうだ(その様子はこちらに)。くれぐれも良い子は真似をせぬように。
第19番地蔵菩薩(13:46) 電話で聞いた分岐(13:49)
最後の通行止め地点(13:51)



迂回路に入る。この道は青渕農道というそうで、昭和52年に完成したものだ。そのおかげで国道が通行止めになっても通行ができるのである。感謝感謝だ。そしてこの道やはり険しいところを行く。紀伊半島の美林という感じのところを過ぎると、電話で聞いた迂回路との合流点のようなところに来た。
迂回路より国道を見る(13:52) 青渕農道記念碑(13:52)
紀伊半島の美林(13:55) 電話で聞いた迂回路との合流点?(13:57)



そして急激に下り、谷筋を来た県道102号線と合流。ちょうど14時。橋本の麓から1時間強だった。谷筋道へ戻ったとしても同じくらいかかったかもしれない。丹生川沿いに県道を遡ると、通行止めの国道と合流した。こちらもにぎにぎしく標識が立ててある。
急激に下る(13:58) 谷筋を来た県道と合流(14:00)
丹生川沿いの道(14:03) 丹生川側の分岐(14:10)



さらに遡ると、橋の先に青少年旅行村が見えてきた。1階は食堂のようになっている。そちらでシャンパンを冷やしておいてもらえるよう頼む。シャンパンを下ろすと、デイバッグがすごく軽くなった。ふ〜助かった。瓶モノは重いわい。

宿に着くと児玉さんとshimoozuさんが到着済み。風呂に入って待ってると、続々参加者が到着。そこへ遠来のせいのさんが自転車トラブルとの連絡。国際救助隊・九度山人さんが高野山まで回収に出動。また幹事団のひとり輪童さんもなかなか到着されない。

お腹が心細くなった頃、輪童さん、汗だくで到着。九度山町から丹生川の川沿いに来ず、東郷から北又へ山越えするルートを選択。ところがえらい高みに登らされるというアルバイトになったそうだ。お疲れさまです(--;)
橋の先に青少年旅行村が見えてきた(14:24) 青少年旅行村(14:25)


やっと、食事にありつける\(^o^)/
で、上の食堂まで行きますとな。写真のような張り紙が貼ってあるんでっせ!
「峠おやじ様御一行」やて。どちらさんやろな?

ああ、やっと重い思いをして運んだシャンパンが飲める。
シャンパンが飲める、シャンパンが飲める、シャンパンが飲めるぞ〜♪
プッシュー!栓抜きも終わり、乾杯だぁ!
わてが峠おやじダス! 重い思いをして運んだシャンパン
シャンパンでカンパァ〜イ!(cancanさん、ご提供)



そして部屋に戻り、宴会の続きだ。ここで横断幕の披露。7年前と同じく乾さんのイラストが真ん中を飾ってる。そして寄せ書き用の布が今回は別になっている。tatumi御大の崩落地点突破話とか座が盛り上がるなか、寄せ書きがだんだん埋まっていく。とりあえず宿泊組の分は完成。あとは翌日組ということで、三々五々眠りについた。
横断幕の披露 寄せ書き用の布
寄せ書き、寄せ書き
宿泊組の分は完成



一日目の宴会の様子を動画にしてあります。



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