タオの峠熊野古道・大辺路 70m (2010.11.28)  地図

和歌山県すさみ町口和深(くちわぶか)−すさみ町和深川
和歌山県すさみ町口和深と和深川の間にある熊野古道・大辺路(おおへち)の峠である。
タオの峠地図


大串峠・馬転坂から下りてきた西浜の国道端に熊野古道・長井坂への看板がある。小さな川の手前から入っていくのですぐわかる。長井坂とあるが、看板に書いてあるとおり、実際の登り口はここからタオの峠を越えて、4km行った所である。

まずは川沿いに入り、JR紀勢本線に沿って登っていく。

国道端にある熊野古道・長井坂の看板(8:48)
タオの峠、抜粋 紀勢本線に沿って登る(8:54)



引き続き車道を登る。地形的に峠近くまで来ると、車道を離れて階段を登る。山道部分に入ると「大辺路」の看板があった。

車道を登る(8:55) 熊野古道は手前の階段を登る(9:00)
「大辺路」の看板(9:02)



そして大串峠にもあった境目石が出現。明治43年に建てられたようだ。意外に新しい。そしてこの辺りが峠のようだ。

境目石(9:03) 境目石(9:03)
明治43年に建てられた(9:03) この辺りが峠のようだ(9:05)



そして斜面を平行移動していくと一里塚ならぬ一里塚松跡があった。周りを見回しても一里塚はおろか松もどこにあるやらというような具合である。

平行移動すると(9:09) 一里松跡(9:12)



そして、道が急に下りになったと思ったら車道に出た。その向こうに赤壁の民家が見え、人里に出た感じである。車道からも入りやすく、どちら側の入り口も間違えにくいと思う。

道が急に下りになり(9:14) 車道に出た(9:15)
出入り口の標識(9:15) 和深川の出入り口(9:15)



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