3.太陽光発電の意義 更新 2003.8.26 |
現在われわれが文化的な生活ができるのは石油・石炭などの化石燃料のおかげである。その化石燃料は今の経済ベース(価格・技術)では枯渇するのは時間の問題といわれている。またその化石燃料が主たる原因といわれる地球温暖化の問題は,京都議定書で話されたとおり避けて通れない問題になっている。 ここで太陽光発電を検証してみると
太陽光発電のメリット
1.太陽光が当たれば,即座に電気エネルギーを生み出すことができる。
(火力発電は、太陽エネルギー→植物→化石燃料→電力という迂遠で、エネルギーロスの多い方法である)
2.火力発電のCO2、原子力発電の放射性廃棄物といった廃棄物を出さない。
3.回転体を持たないので騒音を出さない。
4.エネルギー源の枯渇の心配がない。
5.大きなプラントを必要としないので,発電所を家庭レベルで作れる。
6.大屋根に発電モジュールが設置されるので、屋根下の部屋で夏の暑さが軽減される
といったメリットが考えられる。全ての住宅、全ての建物の屋根に太陽光発電モジュールが設置されて、それらが繋がれたら、現在稼働している水力・火力・原子力発電所はかなり少なくできるだろう。
※一般に水力発電はクリーンエネルギーと思われている。しかし水路式はまだしもダムによるものは河川・海の環境悪化をもたらし、その利権構造を含めて、これほどダーティなエネルギーはないのである。