小野峠 1090m (2000.7.16、2001.9.23)

長野県上伊那郡辰野町小野−岡谷市川岸中
大久保長安が開設した当時の初期中仙道ルートの峠であったという。

初期中仙道は岡谷から小野峠を越し、三州街道の小野宿を経て牛首峠から木曽谷へ入っていた。この方が塩尻経由より距離が短いためである。しかし大久保長安の死と大久保一族の凋落により険しい2峠を越すルートより塩尻峠経由の方が好まれるようになって15年ほどで塩尻回りに変更された。現在も一里塚が各所に残っている。


小野宿の中心から「枝垂れ栗自生地」への道を遡って行く。途中一里塚があったりして迷うが、そのまま「枝垂れ栗自生地」やキャンプ場の脇を過ぎて登っていく。「小野峠」の石碑があるところからダートの脇道に入ると峠である。


塩嶺の山並み自体同じような高さで推移しているので、峠縦走(旧塩尻・塩尻・勝弦・小野)がお奨めである(みんなで峠越え参照