みんなで峠越え (2001.9.23/24) 2001.9.26更新


参加者全員集合写真(有賀峠付近から見た諏訪湖)

プロローグ

「GAMIさんの全快祝いを兼ねて、Chakobanさんと一緒にみんなで峠を越えよう。」
悪い?企みはすぐにまとまるもので発起人的参加者が4名に達するのは瞬く間だった。

コース

9月23日(日)
宿−旧塩尻峠−塩尻峠−勝弦峠(かっつるとうげ)−小野峠−宿   田川浦温泉旅館にて1泊
9月24日(月)
宿出発−(車移動)−有賀(あるが)−有賀峠−南峠−有賀  

CAST

CAST 自転車
峠のマドンナChakobanさん Nakajimaランドナー(さくらちゃん)
走る救急箱GAMIさん Nakajimaスポルティーフ
不死鳥アスリートi36さん トレックMTB
紀伊半島の鉄人cancanIさん あすかスポルティーフ
筋肉マンせいのさん トーエイ・ランドナー(みどりせいし号)
かっとび下り河童の重吉さん アラヤのフルリジッドMTB
ビッグモンキーみさとさん KONAのMTB
リトルガンバまさえさん SPECIALIZEDのMTB
私ことナワ〜ルド@峠おやじ トーエイ・パスハンター
※称号は勝手に付けさせて貰いました m(_._)m

本編  9月23日

朝の冷気に向かってみどり湖の湖面からは朝靄が立ち昇っていた。そんななか塩尻ICからみどり湖を経由し、田川浦湖畔にある田川浦温泉旅館駐車場へ皆が三々五々集まってきた。

いよいよ「みんなで峠越え」が始まるのだ。中でも注目の的はだましのしまださんの掲示板から参加表明していただいたギャル2人。面が割れてないからよけい興味津々。おまけにスバル車で現れたのにはGAMIさんもにんまり(^^;

  スバル車をチェックするGAMIさん
自己紹介も終わり、まずは旧塩尻峠へ。田沢浦湖からいきなりの劇坂直登。女性陣から悲鳴が。ううむ、先が思いやられるぞ。でも約1名私の横をスイスイ登る女性も・・・

国道20号を渡り、中山道を登りつめて旧塩尻峠へ到着。峠には様々なモニュメントとともに展望台があった。諏訪湖が光っている。そして霧ヶ峰も八ヶ岳もくっきりすっきり良く見える。富士山も遠くに望まれて今日は今年一番の見え方だぞ。
国道20号線の塩尻峠まで下りてきて、そのまま稜線上を勝弦峠(かっつるとうげ)まで行く予定。しかし下見に行くと、この道、ダートの劇坂やおまへんか?そんなん聞いてまへんでえ(ー_ー)

私ゃエスケープコースを想定して思いっきり酷く形容してみせたのにChakobanさんを始め皆は「行く」との健気なお言葉。それなら行って貰いましょ!案の定ほとんど押し一徹状態。
「今日は全部舗装じゃなかったの?」
思わず漏れる不平の声。幹事かなり信用なくす(T.T)
そんなアップダウンをこなし、最高点に到着。そこには戦時中の防空監視所が。早い話、火の見櫓のようなもの。しかしそいつに3名のお調子者が登っていた。えっ!私?もちろん登りましたとも。

最高点だし、お昼どきだし、脇に草付きの広場はあるし、お調子者の幹事がそこを昼食ポイントとしたのは言うまでもない。
お昼を食べながら話題は何故か転倒話に・・・
手っ取り早く笑いを取るには転け話。驚いてもらい、笑ってもらい、座は大いに盛り上がった。しかーし、好事魔多し。峠の神様はちゃあんとお聞きになっておられたのだ。

昼食も終わり、勝弦峠へ向けて稜線ダートを下る。ところどころ砂利が深くて車輪がとられる。何とか持ちこたえて峠まで達した。しかし後続のせいのさん、ウインドブレーカーを白く染めて「転けちゃいました。」ブレーキレバーが曲がっている。砂利の深いところで自転車に背負い投げを食らわされたとのこと。

  よってたかってブレーキを直している
     勝弦峠との交差点     北アルプスの遠望が凄い
勝弦峠からは舗装の2車線路。小野峠までの中間点付近には展望台。またまた諏訪湖方面がメチャきれい。でもご参加の女性はもっときれい v(^^)

小野峠をピストンし、勝弦峠から宿へとダウンヒル。と思ったら途中で登り返しがあり。またまた幹事信用をなくす(ー_ー)
宿へ着いて「そろそろcancanさんが・・・」そう言ったとたんドンビシャでcancanさん現る。ハンドルバー上にGPS、サイクルコンピューター、点滅ランプが所狭しと並んでいる。cancanさんの称号も「走るIT革命」に変更したほうが良さそうだ(^^;)

大宴会の途中でツール・ド・能登からUターンしてきたi36さん、やっと到着。渋滞にはまったそうだ。

9月24日

今朝も寒いぞ、景色がきれい。
本日は諏訪湖岸からアプローチのため、まずは車で移動。河童の重吉さんと諏訪湖西南側の有賀(あるが)のコンビニで落ち合ってからスタート。

      朝の田沢浦湖

  有賀峠の標柱の前で
有賀峠は舗装2車線で10%勾配とウェブ上には出ていた。のっけから急勾配で皆辛そう。「お約束」に唱っておいたのに今まで一度も後押ししてないのでこの坂で2度ほど実行してみたが、いかんせん車が多すぎる(ー_ー)
ゴルフ場方面へ移動すると諏訪湖が見下ろせるグッドポイント。今日の昼食ポイントはここで決まりだ。

有賀峠へ一度戻って、5万図にある真志野峠方面へ行く。稜線から下りてくる尾根を3本ほど越えて峠の入り口に達する。昼食後のアップダウンなので結構辛いものがある。ここでChakobanさん体調不良で戦線離脱。ハードすぎたようで申し訳なかったです m(_._)m
ここから峠道はダートになる。勾配は昨日ほどではないけれど、時々岩も顔を出して、車で来るならビビルところかなあ?あいかわらず強いみさとさん、ダートも何もグイグイ登っていく。i36さんも高速回転走行かっちょいい。まさえさんも下りずに乗ってきたのにはビックリ。あんた強くなりまっせ。

ここにも峠の標柱あり。予想どおり「南峠」となっている。モニュメントがあれば撮影会となるのは自然の理。特にモデルがいいと・・・(^^;
さあ、最後の下りだ。麓の中央道付近まで400m近くダートである。私と相似形である河童の重吉さん、かっとび下りで先行する。700x27cのGAMIさんもガンガン行く。これには登ってきたMTBの外人さんも「クレイジー」と呆れ顔。このお二方、これからパンクとガードねじを落とすというパフォーマンスを演じるのであった(^^;)
クレイジーコンビ怒濤のダウンヒル
中央道付近まで下り、やっと舗装になった。最高の景色にいつまでも見飽きぬ面々なれど、連休最後の渋滞が待っている。みな重い腰を上げて下界へと下りていった。

最高の景色に晴天。そして何よりもこれ以上ない素晴らしいメンバーに感謝いたします。


ホームページ | TOURING REPORT