尾俣峠 760m (2013.5.11) 地図 2.5万図

宮崎県西米良村板谷−西米良村尾俣

宮崎県西米良村板谷と西米良村尾俣(最後は小林市須木中原)の間にある酷道265号線の峠である

熊本県人吉から国道219号線を来て、西米良村鶴瀬で国道265号線に入る。
国道265号線に入る



酷道265号線に入ると「この道路は山岳部で未改良のため幅員が狭く、カーブが多いので注意して運転して下さい」の看板がかかっている。また大型車通行止めの看板もある。

橋を渡ったところの分岐を右へ 注意看板
大型車通行止めの看板



鶴瀬谷川を遡り、上板谷で峠道に入る。ネットやツーリングマップルなどでも狭くて、酷道と謳われている道である。私も1年前に宮崎に来たときには通行止めで通れなかったから、今回はリベンジである。

板谷 峠道に



クネクネの狭い道が多く、いい加減疲れた頃に出てくるこの場所は高所にあって、展望が開けているので開放感はある。



そして、少し登ると唐突に峠に到着する。市町村境ではないので何もない。唯一「清水産業(株)尾俣山林」の標杭が立てられているのが救いである。

峠(尾俣山林の看板)



峠から下る。板谷側と較べると、尾俣側の方がヘアピンカーブ度がきつい。路肩崩壊部もあってデンジャラスである。

「清水産業(株)尾俣山林」の標杭 峠から下る
路肩崩壊 ヘアピンカーブ



中腹部の方が片側崖などデンジャラス度が増していくようだ。しかし、酷道と銘打った割には、大したことはなかった。もちろん道幅は十分狭いし、ヘアピンカーブもあるので酷道かもしれないが、道幅も傾斜も暗峠の比ではない。

片側崖
ヘアピンカーブ ヘアピンカーブ?



そして麓近く。通行止めゲートの向こうに小林市との境があった。そこに「紅葉街道」などと国籍不明のネーミングがなされているのには苦笑してしまった。

麓近くのゲート
小林市と西米良村との境



麓?は尾股川にできた田代八重(たしろばえ)ダムである。ダムの手前にある田代八重大橋を渡って、そのまま国道を進むと次の輝嶺峠への分岐に出会う。

田代八重ダム
田代八重大橋



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