梨ノ木峠 320m (2009.9.20) 地図
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秋田県羽後町田代明通と軽井沢牛ノ沢の間にある県道34号・仁賀保矢島舘合線(にかほやじまたてあいせん)の峠である。 七曲峠から下ってきて、田代明通まで来ると、写真のような三叉路がある。ここを右へ入ると梨ノ木峠で、センターラインのない道である。 |
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右へ行くと梨ノ木峠 |
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しかし分岐を左へ行ってすぐのところにも分岐があって、こちらからも梨ノ木峠へ行ける。こちらはセンターラインが入っていて、先ほどの道は旧道で、こちらが新道に当たる。 | |
左へ行くと梨ノ木峠、新道分岐 |
旧道と新道はすぐに合流する。8%勾配なんてのも出てくるけれど、2車線のまま標高差で100m弱も登れば峠である。ほとんどカーブもなく、トンネルのようなスノーシェッドが見えてくる。あそこが峠になる。
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8%勾配 | スノーシェッドが見えてくる |
スノーシェッドの手前に何やら看板がある。刈女木湿原(かりめぎしつげん)と書いてある。裏に詳しい説明がある。低層湿原でザゼンソウなど64種類の植物があるという。
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スノーシェッドの手前に看板 | 刈女木湿原の看板 |
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刈女木湿原の詳しい解説 |
しかし、低層湿原って何ぞや?
実物を見るかぎり単なる池だけどなあ。ウイキによると低層湿原は水面と植生面が同じ高さの状態だという。それに対して高層湿原は植生面が水面上に出ている状態らしい。日本では北海道や東北などに大規模なものが見られるという。なるほど釧路湿原なんかそうだなあ。それに谷地とか田代と呼ばれる場合もあるそうで、まさにここの地名はそうやって付いたわけである。
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刈女木湿原 |
湿原(池)を見てても面白いものがないので、すぐスノーシェッドに入った。こちらも人工物は面白くもなんともないので、軽井沢牛ノ沢側に出て写真を撮って、すぐ戻った。
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スノーシェッド内、梨ノ木峠 | 軽井沢牛ノ沢 |