長良川清流自転車道  金華山・長良川地区

   (一般県道岐阜小倉公園自転車道線)


        (2010.9.19
走行 )  2010.9.26 更新

長良川清流自転車道は岐阜市から美濃市までを結ぶ大規模自転車道である。
正式名称は一般県道岐阜小倉公園自転車道線。
長良川自転車道が岐阜市から下流側の自転車道なのに対し、上流側へ行く自転車道である。

国土交通省のホームページは最近見にくくなったが、たまたまサイクルツァーコースとして選定されているのでリンクを張っておく(金華山・長良川地区)(美濃市地区)。








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藍川橋付近の自転車道
参考ルート図           



コース   

岐阜市・長良橋付近→鵜飼大橋→千鳥橋→藍川橋→リバーサイド大橋→今川橋→千疋大橋(せんびき)次ページへ



この自転車道は長良橋付近から始まる。
ということになっているが、ポップアップ図を見ると、一般道を流用しているようで、整備する気があるのかどうかわからない。左岸の岐阜公園側は車道そのものであるし、金華山が川に迫った納涼台付近は狭い歩道しかないので左岸側はお薦めできない。

それに対して右岸道路は2009年から長良川プロムナードとして歩道兼自転車道になったのでこちらを行くことをお薦めする。
長良橋 橋から上流方向(長良川プロムナード)



旅館街前のプロムナードから堤防道路に上がり、歩道を走ると鵜飼大橋に至る。ここで橋を渡って左岸の日野側の堤防道路に移る。鵜飼大橋付近とか一部の堤防が歩道兼自転車道になっている。鵜飼大橋の交差部分だけはとりあえず自動車と分離されている。しかしすぐに歩道はなくなって車と併走。
この辺りは未整備部分だから仕方ない(ー_ー)
奥に見えるのが鵜飼大橋 鵜飼大橋付近一部が歩道兼自転車道になっている



そして千鳥橋に至る。
千鳥橋は東山道の支線が鍋坂で越えている兎走山(うそやま)(関市史より)と対岸の古津に架けられた橋で、橋の下は流れが渦を巻く深い渕となっている。そのためひと夏で何人も水死者が出る怖い場所なのである。現在兎走山にはリバーサイド道路のトンネルができているが、前は兎走山を巻いて行く細い道で行ったものである。この道端に水死者供養のお地蔵さんが祀られている。

千鳥橋付近は水上バイクのメッカになっていてやかましくて仕方ない。私が高校生の頃は静かなもので勉強に疲れたりすると、よくここまで走ってきて水辺の岩場に腰掛け、できたり消えたりする渦を見ながらリフレッシュしたものである。今日は息子が探索に同行するというので前を走っている(^^;)
千鳥橋の下を潜る 千鳥橋の岩場と渕
長良川水死者供養のお地蔵さん 千鳥橋
千鳥橋の下を潜る動画



千鳥橋を過ぎると唯一整備してあるような場所が出てくる。レンガ敷きの歩道と旧道上がりの道のふたつである。どっちも車は来ないのでいいのだが、レンガ敷きの方がそれらしく思える。そして車道と平行するようになると、思い切り歩道のスタイルになる。歩道にしては少し広いくらいであるが・・・
そして有料道路のリバーサイド道路の料金所脇を通る。やや赤っぽくカラー舗装したことで差別化したつもりらしい。
千鳥橋さきの自転車道? レンガ敷きの歩道
歩道?自転車道? リバーサイド道路の料金所



とはいうものの、この辺りが川も迫ってきて一番きれいなところである。トンネルを2本潜る。それなりに幅はとってあるのでトンネル内も怖くはない。そうするうちに藍川橋に到着する。ここでリバーサイド道路は終わり、歩道も終わる
川も迫ってきて一番きれいなところ
トンネルを2本潜る 藍川橋



藍川橋から次なる橋・リバーサイド大橋までは車道の堤防道路しかない。この間2.5kmほどを我慢して走る(ただいま道路拡張中)。そしてリバーサイド大橋を渡るところから歩道(自転車道)が復活する。だだっ広い道である。ここらは車の通行量も少ないので車道を走ってもノープロブレムなんだが(ー_ー)
リバーサイド大橋 歩道(自転車道)復活
だだっ広い道



旧今川橋を過ぎ、(新)今川橋をトンネルで潜る。このトンネル、車道と別のものになっている。この部分だけが唯一自転車道らしい所と言っても過言ではない(--;)。
旧今川橋 車道と別のトンネル(新今川橋)
新今川橋を過ぎ



そして次の橋・千疋大橋(せんびき)を過ぎるとやがて堤防道路は山にぶつかり、道ごと内陸部に入ってしまう。対岸の道も同じような辺り(旧「関の孫六苑」付近)で山越えの道になるので国道156号線を利用して鵜飼をやっている関市小瀬地区に向かった。
千疋大橋
やがて堤防道路は山にぶつかり 道ごと内陸部に入ってしまう



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