ホハレ峠 2 (1998.12.23、2007.4.7、2007.8.5) 地図

岐阜県揖斐川町坂内川上−揖斐川町(旧徳山村)門入(かどにゅう)
2007.4.7

その後、2004年の時点で峠まで行けたというネット情報を入手したため、リベンジに行った。

国道303号線からアプローチ。夜叉ヶ池へ行く分岐点の看板から林道ホハレ線が分岐している。坂内川をはさんだ橋の手前である。夜叉ヶ池の龍神さんを祀った夜叉龍神社の前に車をデポして走り出した(標高380m地点)

林道ホハレ線(手前)と夜叉ヶ池への道(奥) 夜叉龍神社



林道ホハレ線に入り、坂内川の左岸を走る。イビデン(株)の川上発電所前で浅又川が別れ、林道は浅又川の谷へ。地質がもろいのか砂防ダムがいくつかできている。

イビデン川上発電所 浅又川


浅又川の谷は直線的で、林道もときどき急坂になりながら、谷の最奥で折り返す(標高520m地点)

谷を詰めて 折り返す



林道の途中から鳥越峠と八草峠の間にある金糞岳(1317m)が見える。まだ雪が残った早春の山である。そうこうするうち以前の大崩落地点が近くなった。なるほど崩落地点の斜面はコンクリートが吹き付けてあるし、路面もコンクリートで固められている(標高570m地点)

金糞岳 修復された崩落地点
修復前 修復後



崩落地点を過ぎ、金糞岳をあおぎながら尾根を巻いて反対側の谷へ回る。上方から工事の音が聞こえてきた。嫌な予感だ・・・それでも金糞岳を正面というか背面にして谷を詰めていく。分岐した路面には雪が残っていた(標高700m地点)

尾根を巻く 反対側の谷
金糞岳を背面に谷を詰める 分岐した路面に雪が残る



雪を見た所の先に工事中の看板と飯場があった。7月末まで通行止めとのことである。まあ、自転車なら行けるだろうとタカをくくって進んだ。ところが重機のあるところにいた現場監督?さん、
「掘り返して穴を開けてしまいましたからねえ・・・」
言葉はやさしいけれど頑として通してくれない。でもこちらもここまで登ってきてしまったし、
「5年越しだし・・・」 と粘ってみると・・・
「反対側の山へ上がって尾根を越えるのなら」
指さす先には急角度のブル道。行ってますと入ってみた。現場監督?さんは安心したのか重機の先へスタスタ行ってしまった。「なんだ行けるじゃん(ー_ー)」でもしゃあない。

工事中の看板 重機の先へスタスタ
急角度のブル道

しかし、ブル道の先でも崩落工事をやっていた。そこから50mも上がれば古い林道である。しかしその間は伐採された木々が累々と重なり、単身でもきついかも?という状態だった。試しに突っ込んでみたが、全くダメ。脇の崖に登ってみても危ないだけだったのでやむなく撤退することにした(ToT) 

ううむ、ネットでは何度も往復した人もいるというのに・・・(ご参考、ホハレ峠続ホハレ峠最後のホハレ峠


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