檜峠(如来ヶ岳) ★八幡洞ルート  276.1m (2007.2.3) 地図   

岐阜県岐阜市椿洞(つばきぼら)山県市(やまがたし)高木(たかき)
岐阜県岐阜市椿洞山県市高木の間にある峠だ。でも・・・
実際は276.1mの一等三角点がある如来ヶ岳の山頂にある山なのだ。ところが勤務先の先輩から峠名が付いてるとそそのかされたのでゲットしにいった。

十六銀行粟野グランド前から八幡洞団地へ入っていく。
十六銀行粟野グランド前



団地への道を辿ると、。途中に「村社 八幡宮」の石碑と灯籠がある。
「村社 八幡宮」の石碑と灯籠



八幡洞団地の奥まで行くと、瑞穂池がある。ため池と唄ってるから灌漑施設だろうが、上流に砂防ダムがあることからも土石流対策の効能もあるように思う。

瑞穂池から南を眺めると眉山が見える。徳島の眉山より少し低いだけで山頂に古墳やNTTの無線中継所がある山だ。
瑞穂池 案内板と石碑、遠くに眉山



瑞穂池から西へすぐの所に八幡神社がある。山道は神社の境内を通り越した右側の砂防ダムから始まる。道は取り付きから崩れまくり、ルートを見定めるのに苦労する(ー_ー)
八幡神社(13:47) 社務所
本社 右側の砂防ダム(13:57)



砂防ダムの上へ出ると、もう粟野の街並みが眼下に広がって見える。道は自分が歩ける道幅くらいしかない。ガイドブックにあるように二股の分岐を左へ行く。沢を渡り、倒木を越えながら登る。さらに登ったところで道端に山芋のツルのようなものがまとめて置いてあった。抜けるのに引っかかりまくって往生した。そこはなんとか自転車付きで突破したものの、力つきてしまった(ー_ー)
砂防ダムの上 道は狭い(14:04)
二股の分岐を左へ行く(14:05) 倒木を越える(14:11)
山芋のツルか?ここで力つきる(ー_ー)



そこで、ここまで登ったからには身ひとつでも行ってやろうと自転車を山道に放置し、そのまま登りだした。傾斜はさらにきつく、足元も滑りやすそうな地面が多く、木々につかまりながら登らねばならなくなった。そのうちロープが備え付けてある箇所まで現れるし、自転車を置いてきて正解だった。
木々につかまりながら急登(14:23) ロープ箇所


とは言ってもとっくに尾根には出ているはずだから、もう着いても良さそうなと思う頃に分岐点に到着した。この分岐点というのは山県市高木扇町から登ってきた道との分岐点のことである。板きれと簡素な布にそれぞれの地名が書いてある。しかし扇町へ下りる道の方が断然ゆるやかで道も広い。これは間違ったかな?ガイド本に書いてあるとおりに来たのに・・・
分岐点の標識(→八幡神社)(14:28) 扇町へ
山県市高木扇町方面との東西の道



しかし、周りを見渡しても一等三角点などどこにもない。ましてや如来ヶ岳の山頂の表示も見あたらない。もしかするとここはガイドブックに書かれた尾根の途中で、山頂はもう少し先なのかもしれない。一応そう考えて西へ進むことにした。

山頂には聞いたとおり一等三角点と「如来ヶ岳」「檜峠」の標柱が立てられていた。
如来ヶ岳への矢印(14:40) 山頂(14:42)
一等三角点と「如来ヶ岳」「檜峠」の標柱などなど



山頂より山県市方面は展望がある。遠くてハッキリしないからどぉってことはないのだが・・・
さあて下りるとするか!
下りは登り以上に緊張する。何せ杖代わりの自転車がないんだもの(ー_ー) この程度の尾根道なら乗ってしまうかもしれないけれど、自転車なしでは歩いて下ることになる。おっと、危ない危ない。八幡洞方面への分岐点を通り越して山県市方面へ行くところだった(~_~)

滑りそうな急坂も勤務先で階段下りを毎日やっているので、太股の筋肉もなんとか言うことを聞いてくれる。ロープ場は後ろ向きで対処した。しかし真っ正面なだけに平野部の展望が目に入ってくる。
山県市方面の展望 下り
岐阜市粟野方面の展望



そして見覚えのある藤蔓の向こうに置いておいた自転車を発見。自転車を回収してからは逆にその取り回しに往生しながら下る。砂防ダムからの下りが最後の難関。何とか引きずりおろし、ダム下で一服。今度は山県市からトライしてみるかな?
藤蔓の向こうに自転車 砂防ダム
砂防ダムからの下り

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