キャンピングカー・トラブル記録

バッテリー編  2013.12.14 更新 


95年7月  メインバッテリー昇天

納車後4日ほどで、ガス警報器が鳴り響いた。ガス漏れなどは全くしていない。
冷蔵庫の電源が入りっぱなしでサブバッテリーが底をついてしまったようだ。
ところがメインバッテリーまで昇天している。基本的に両バッテリー間は
ブレークしているはずなのに(--;)


96年8月  メインバッテリー昇天

夏場のことで冷蔵庫にはモノが満載。
しかし横浜の弟んちまで走ったので一昼夜くらいは大丈夫と思った。
しかし2晩目に念のためエンジンをかけたら簡単にかかったのだが他にキーが必要で無意識にエンジン切って
再始動しようとしたら昇天してしまった。弟の車からケーブルで始動。近所を走って充電した。


97年10月  メインバッテリー再び昇天

夜っぴて岐阜から高崎郊外まで走りP泊、そののち1昼夜その場に置いて帰ってきたら昇天していた。
通りすがりの車を捕まえて電源車にした。P泊前に近くをうろうろしてエンジンをかけたり停めたりを繰り返したせいではないか?


98年1月  メインバッテリーまたまた昇天

野沢温泉スキー場へ出かけたときのこと。
2日目の夕食を食べに温泉街へ走らせたが思ったところがなくて何度かエンジンのオンオフを繰り返した。
翌朝は野沢温泉ですらマイナス13度になった寒い朝。見事に昇天した。スキー場から整備屋さんを呼んで
ケーブルによる始動をした。2時間ほどエンジンをかけっぱなしにしておいたら翌日はちゃんとかかった。


98年3月  メインバッテリーたびたび昇天

FCAMPのオフでも FCYCLO のオフでもところ構わず昇天するようになった。もういや!
見かねた識者からは当然のようにバッテリー交換のアドバイスを頂く。


98年4月 とどめのドッグ入り

バッテリー交換と配線の点検・修理のため地元岐阜市の専門業者のところへドッグ入りさせた。
調査の結果、以下のようなことがわかった。
キャンピングカーはジェネレーター(発電器)からバッテリーへ行く間にアイソレーターを入れ、メインとサブに充電電流を振り分ける構造である。
ところがウチのは配線が2本組みで、そのうち1本をアイソレーター、後の1本を直接メインバッテリーへ繋げてあった。2本組という並列配線なのでジェネレーターから抵抗のあるアイソレーター側へは電気が流れず、サブバッテリーに走行充電されていなかったらしい。またメインバッテリーへも1本分しか走行充電してなかったと思われる。
サブバッテリーは外部電源から充電しているのと、アイソレーターを介してメインバッテリーの電気も使っていたので簡単に上がることはなかった。それに引き替えメインバッテリーは配線1本だけで充電され、おまけにP泊中はサブバッテリーと共同で後ろの電気需要に対応していたので大電流の必要なエンジンスタート時にメインバッテリー昇天という事態を引き起こした訳である。
前がメイン、奥がサブバッテリー、ややこしい配線


★改善
2本組の配線両方ともアイソレーターへ接続し、セルモーター用にはメインバッテリーから配線を作った。
★レベルアップ
ビジュアル的にバッテリーチェックができてなかったのでVメーターをつけてもらった。_
メインとサブの回路はブレークしているはず・・・
キャンピングカーの常識と思われることだがそれが繋がっていた。
まさかそんな筈はということがあったわけで積年の疑惑が明らかにされてホッとした。
またその反面、もっと早く対処できたという反省も当然あるわけで複雑です。
皆さんも初期不良には素早く対処しましょう。


98年8月 サブバッテリー危機一髪

メインとサブを切り離してからは快調であったが、中部でんでん乗鞍オフにて1WAY冷蔵庫をかけた状態で
電気炊飯器を使用したところ、見事に電圧低下チェックの警報が鳴り響いた(10.5V以下)。
サブバッテリーだけだと他愛もなく上がるものだと再認識した。
それとアイドリングでは充電はほとんどできないことも実感した。これもVメーターでチェックができるおかげだ(^^;)


バッテリー交換ぼやき節

この後、サブ・メインともバッテリー交換は2度行った。両方とも取り替えると5万円近くかかる。
私が初めて買った車(三菱ギャランΣ)の場合、毎日乗っていたこともあって、7年間全く替えたことがなく、
セルモーターの方が先に逝かれてしまったくらいだ。
それに較べると同じ三菱でもキャンピングカー(デリカ)は3年に一度替えている。
キャンピングカーの使用条件は普通車に較べて格段に厳しいので、
バッテリー交換だけは覚悟しなくちゃならないかもしれない。


2006年12月 メインバッテリー交換

11月の峠漁り以来、しばらくキャンピングカーを動かす機会がなかった。エンジンもかかりにくくなり、ある日ちょっと走って止めたら、途端にバッテリー上がりになってしまったので、オートバックスでバッテリー交換した。


2007年7月 サブバッテリー交換

やはり同じように寿命が来るみたいで、AC電源から充電しても元気が戻らなくなったため交換を決意。一番費用がかかるバッテリーはネット調達し、車検時についでに交換してもらうことにした。格安バッテリーのおかげで1万円強で交換できてしまった。これからはメインバッテリーもそうしようと思う。また、私んちは格安の夜間電力が使えるので、適宜AC充電して寿命を延ばすつもりでいる。
前がメイン、奥がサブバッテリー


2008年11月 メイン・サブバッテリー交換

今年は夏場にあまり乗らなかったのと、そのときクーラーを使用したため一発でメインバッテリーが弱ってしまった。また11月の峠漁りではサブバッテリーもヘタリが目立った。そこでメイン・サブの両方ともネットで用意(両方で3万円)してバーストしたタイヤ交換のときに一緒に替えて貰った。


  充電器購入

サブバッテリーにはモトモトAC充電するための電源装置があった。これまではこまめにやらなかったのが悪かっただけだ。そこでメインバッテリーにも同じように家庭用電源から充電するよう充電器(4280円)を購入した。夏場に上がってしまったメインバッテリーもこの充電器のおかげで11月まで延命させることができたので実力は証明済みである。
充電器による充電



2009年7月 オールタネータ交換

2年ごとの車検がまたやってきた。基本的にはオイル交換くらいと思っていたら電話がかかってきた。
「検査してみたところオルタネーターの発電能力が落ちています。
充電やエアコンなど支障が出ます。中古で○万円くらいで交換できますが?」


なるほど。2008年11月のメインバッテリーの上がりの原因はオルタネータだったのか!
それからこまめに充電してたからわからなかったけれど、発電能力が落ちていたから上がったのか!納得。
「早速取り替えてください」
ということで約5万円也がとんでいった(ToT)

2012年11月 メイン・サブバッテリー交換

オールタネータの発電能力が落ちていた間、やはりバッテリーへの影響がジワジワと出ていた。おまけにFFヒーターを替えたこともバッテリーを衰えさせる原因になったようで、2011年冬にはヒーターが点火しなかったり、一度は運転しても途中で止まってしまうなどの現象が多発した。そこで2012年6月にヒーターの清掃・調整をやってもらった。
ところが10月になってまた同じ症状が出たのと冬場エンジンのかかりが悪いのでバッテリーの衰えが原因と判断、「薄氷のバッテリー交換」を敢行した。
新バッテリー



2013年11月 サブバッテリー交換

次期キャンピングカーへの買い替えは決めたものの、今シーズンのスキーのためにFFヒーターの作動試験をしたが始動しない。またもやバッテリー性能が落ちたようだ。1年前に替えた前のバッテリーも劣化していることがわかったので、新しいバッテリーに替え、1年前のものは家で使うことにした。



2013年12月 AC-Delco充電器AD-0007 導入

ネットで見たAC-Delco充電器AD-0007を試しに買ってみた。毎日充電しているうちに、だんだん性能が改善していくようだ。こんなことなら前のバッテリーも残して置いて復活させたのにと悔しい思いをしている。
AC-Delco充電器AD-0007



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