キャンピングカー・トラブル記録

タイヤバースト事件 (2008年11月2日)  2008.11.3 更新 


タイヤ変形(いつのことだったか忘れた)
おそらくキャンピングカーを購入して3年くらい経った頃だと思う。出動の機会が少ない期間があって、久しぶりに走ったらえらくフラフラする。横だけでなく上下にも微妙にも縦揺れしてガタガタするのだ。しかしホイールが外れかけたときのようにナットが緩んでいるわけではなかった。

そこで三菱自動車に相談してみると、走らなかったのでタイヤが変形したのだという。
「キャンカーのように重たい車は・・・」とかなんとか言ったように思う。見ただけではガタガタするほど変形しているようには見えなかった。でもタイヤもツルツルになってきたし、騙された気でタイヤを替えたらキッチリ症状は出なくなった。


後輪パンク(2008年5月25日)
強制休暇で東北へ行ったときの右後輪のパンクである。このとき替えたスペアタイヤにご注目。このときに、スペアタイヤの空気圧は低かった。それを持っていった車用のポンプで充填した。じつはそのとき既に半年後の罠は既に仕掛けられていたのだ。
凹んだタイヤとスペアタイヤ ポンプで空気を入れる



車輪脱落危機一髪(2008年5月31日)
そして車輪脱落危機一髪事件の時に前日から足周りがおかしいと感じていた。車輪脱落危機一髪事件のレポートを見ても、そのとき昔起こったタイヤの変形に感覚が似ていると感じ取っていた。ところが翌日実際に起こったのは車輪脱落危機一髪事件だった。それでタイヤの変形疑惑は葬り去られてしまった。

しかも松本でパンク修理をしてもらったタイヤを左後輪に付けてから帰るときもガタガタ感があった。でもそれは1週間パンクで凹んだままキャンカー内に縦置き保管してあったために左後輪に入れたタイヤが変形してるかもしれないと思った。それ以後はパンク修理後のタイヤが入った左後輪ばかり注目していた。



タイヤバースト事件(2008年11月2日)
で、今回の強制休暇である。相変わらずガタガタ感が酷い。そこで現地まで走った当初日(10月30日)に左後輪をスペアタイヤと替えてみた。それでも症状は全く変わらなかった。これで原因の可能性がわからなくなった・・・

だましだまし走りながら岐阜へ帰ろうと高速を走らせている11月2日、まさにそのときを迎えた。
「ガタガターッ」
激しい縦揺れと横ぶれが来た。バーストだな!キャンピングカー仲間のMLでお話を聞いていたのでとっさにそれとわかった。そこで急遽左端に停めて停車灯を出した。運良くICの100mくらい手前だったのでガタガタさせたままIC出口付近まで移動し、広くなったところに停めて左後輪を見に行くと、なんともない(゚o゚) で、あわてて車の位置を左へ寄せて見てみるとバーストしたのは右後輪だった!よく事故らんかったわとゾッとした。
バースト ICへの出口付近まで移動して停めた



そこで早速車輪交換。先回に懲りて十字レンチやフットポンプも持っていったので、作業は比較的スムーズで30分ほどで終わった。ただ夜だったし高速道路上なので昔購入して以来出番がなかった▲停車板を初登場させることになった(~_~) 翌朝、白日の下でタイヤを見るとワイヤーもむき出しの酷いものだった。
ワイヤーもむき出し 縦置き保管


結論
これらの経緯を総合してみると・・・
原因は長いことスペアタイヤとして保管していたタイヤが変形していたことだ。
構造上後輪のスペアは縦置き保管してある。それが長期にわたり低圧になってしまったため変形したものであろう。そして、それをそのまま高速道路で使ったためバーストしたわけだ。

夜の高速道路上でのタイヤ交換とかいい体験はさせてもらったけれど、おかしいと思ったらいつまでも試行錯誤して引っ張らず、さっさと診てもらうべきだよね。ホントに懲りない奴です(--;)



ホームページ | キャンピングカー | キャンピングカー・トラブル記録