キャンピングカー・トラブル記録

エアヒーター修理  2012.12.17 更新 


エアヒーター停止???(2009年11月)
2009年9月に軽油FFヒーター(イーベルスペッヒャー)というに付け替えてもらい、11月末頃に九州に行った。
季節的に冬みたいに寒くなった日に余裕でヒーターを入れた。ヌクヌクと眠れるはずであった。

ところが深夜に寒くなって目が覚めた。ヒーターが止まってしまったのだ。
そんな馬鹿なと電源を入れ直すと10分ほど動いて止まってしまう。その繰り返しだった。

朝になって取説を読んでみると、天ぷら油から精製した100%バイオ軽油を使うと故障するとあった。当時入れていたGSではB5(5%)軽油を入れていたのが原因だろうか?半信半疑でヒーターを付け替えてくれた大統領官邸のようなお店に電話してみたら「九州で修理できる工場を紹介する」との返事だった。

でも何度か給油してB5軽油分が抜けたら正常に稼働するようになった(詳しい顛末はブログにあります)。


また止まった(2011年1月〜)
そして2年経った冬、スキー場で寝ていたら深夜に寒くて目が覚めた。今度は10分どころか全く動かなくなった(--;) それでも調子の良いときもあったので2012年今年の冬は用心して行ったが、やはり途中で止まったりした。

そこで仕方ないので、点検・修理に持っていくことにした。点検してみて清掃・修理などが必要だと時間がかかるのでヒーターだけ取り外して、1週間後に引き取りに行くことにした。丁度法事があったからだ。
エアヒーター 外したところ



点検・修理(2012年6月)
そして1週間後に引き取りに行った。
やはりヒーターの中に煤が溜まっていたので清掃したこと、消耗品的な部品を取り替えたことを告げられた。

清掃・調整のために3年に一度くらいは見せに来て下さいということだった。
ヒーターも車検や人間ドックみたいに調整が必要らしい。金食い虫やなあ(--;)


センサーを付けた(2012年12月)
6月に清掃・修理をした後、11月にまたも途中で止まって再始動しないため電圧不足かとバッテリー交換をしたが、治らなかったため、相談すると、ヒーターの室内エア吸い込み口が箱形座席の下なのでシート下の暖めた空気を吸気し、室内温度が下がっているのを感知しないという症例が多いとのこと。実際にシートを写真のように跳ね上げると、再始動したので、やはりシート下に暖気が籠もっているようだ。

室内に温度センサーを付けてヒーターに室内温度がわかるようにするのが次なる手。それで大丈夫とは保証できないとのことなのでゴーサインを出すまでに時間がかかった(--;)  で、付けた室内温度センサーが下の写真の一番右にある黒い装置だ。
電圧計(左)、コントローラー(真ん中)に較べると凄く小さい。引き渡し前に1時間ばかりテストしてみた。温度変化に対してシャープな反応はしないが、ゆっくりと再始動した。

結局室内センサーが鍵らしい。トラブルのたびにアレコレお金と時間と労力を費やした。大した値段の部品ではないから始めからセット販売して欲しかったなあ(全部がそうとは限らないらしいが)。
キャンピングカーオーナーの皆さんやFFヒーターを付けようと思っている皆さん、ベバスト社のものはすぐに煤が溜まってしまって修理・清掃が大変だそうです。イーベルスペッヒャー社のエアヒーターも3年に一度くらいは清掃・調整をという話ですが、安定稼働させるために室内センサーはあった方が良いようです。大したお金じゃないので最初に付けて貰った方がいいですよ。



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