汗ふき峠 512m (2008.11.30) 地図
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滋賀県多賀町霊仙と米原市榑ケ畑の間にある峠である。霊仙山に登る登山道にあって、登山なら醒ヶ井から入るのが一般的であろう。峠越えという視点ならどちらから登っても良いだろうが、登山道も醒ヶ井の方が良好である。 じつはいちど、ミニMTBでトライしたことがある。そのときも多賀町側から入ったのだが、大洞谷の途中でメゲテ引き返したことがあった。ところが自転車のお仲間達が履修済みとか、クラブランで行かれたりという情報を得て、再度行く気になった。 |
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車道の最奥部・霊仙(10:10) |
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小摺針峠・摺針峠を再履修して芹川の谷へ入る。風穴のある河内谷を遡るのだ。河内の集落では雪深いようで屋根の造りが雪国のようである。
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河内谷を遡る(9:42) | 河内集落(9:46) |
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霊仙の集落まで来る。今畑・霊仙山登り口の前を過ぎ、いよいよ車道が尽きた、お社のところから山道に入る。
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今畑・霊仙山登り口(10:06) | 霊仙の集落(10:09) |
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車道の最奥部・霊仙の集落、ここから山道になる(10:10) |
とりあえず、谷沿いに登っていく。谷の左岸だったのが、右岸に移ってから道がダンダン険しくなる。というより斜面の崩落で道が消えかけている(゚o゚) ひょっとすると前回はここでリタイヤしたのかもしれない・・・でも自転車のお仲間が通っているのである(--;) その事実だけを頼りに足かがりを確認しながら斜面をトラパースする。
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谷沿いに登る(10:19) | 道が右岸に移ると(10:31) |
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こんな所が出てくる(10:37) |
とは言ってもそんなところばかりではなく、林間の道だってあるから、山道も人生みたいに緊張と緩和が入れ替わり訪れるのだ。それでもこの先は・・・どぉ見ても道はなさそうである。困った・困った・こまどり姉妹。道標だってあるのにね。ん?反対側に霊仙山・醒ヶ井と書いてあるぞ!ここで道がスイッチバックしているようだ。でも道なんか見えへんで。こんだけ道が斜面になっていると。
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林間の道(10:43) | 道が定かでない(10:50) |
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で、そのスイッチバックを無理矢理登る。救いは上の方に空らしき空間が見えてることだ。先はそんなに長くなさそうである。しかし相変わらず足がかりが悪い。油断するとズルズル逝ってしまいそうだ。ただでさえ狭いスロープに所々灌木がある。通れるところは決まっているので、灌木に引っかかっても突破するだけである。そんな灌木に引っかかってブレーキケーブルの末端がバラバラになってしまった。まえださん曰くジンジロゲ状態である(~_~)
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道なんかないがな!(10:51) | |
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どこが道やら(10:54) | あそこが峠か?(10:54) |
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ジンジロゲ? |
そして、その滑りやすいスロープからスイッチバックを2度かましたところに峠があった。滑落が怖く、力を入れて登っていたので、息が切れて少しへたり込んだ。峠は霊仙山への登り口だからもう少し人がいるかと思ったら誰もいなかった。寂しさついでにバカバカ写真を撮った。
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最後の登り(10:59) |
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汗ふき峠(10:59) |
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峠から醒ヶ井側へ下る。こちらはちゃんと道がわかる(^^;) そこそこ急でも足場がしっかりしてれば何とかなるのだ。道は何度かスイッチバックして下りていく。水場兼山小屋のような建物が現れた。一合目か?そこで初老のカップルが食事をしているのに出くわした。山道へ入ってはじめての人であった(^^ゞ
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醒ヶ井側の道(11:09) | (11:14) |
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一合目?の建物(11:15) |
一合目の建物を過ぎると、宗谷川の谷沿いの道を下る。乗ったり歩いたりの道である。10分くらいで登山口に着いた。ここにある案内板によると、峠は汗拭峠と記載してあった。正式な字は汗拭峠なのだろうか?でもルビをふらないと読めないから、峠にあった看板にも汗ふき峠とか汗フキ峠と表記してあるのだろうか?ちなみに地図では汗ふき峠になっている。
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登山口(11:27) | (11:29) |
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登山口まで下りると車道になった。ひさしぶりの車道である。しかも舗装。林道榑ケ畑線である。このあたりまで来ると谷も深く険しくなり、道も斜面の中腹を走っていく。
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登山口の駐車場付近(11:35) | |
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宗谷川の谷も深く険しくなる(11:37) |
林道を下り、大きな駐車場が出てくると、醒ヶ井の養鱒場である。冷たい水を利用したニジマスの養殖が行われている。明治時代から行われているそうで小学校の頃に鱒釣りに来たことがあるから懐かしかった。
養鱒場前を通り、ドンドン下る。JR醒ヶ井駅まで下りるとお昼になっていた。
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醒ヶ井の養鱒場(11:47) | |
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JR醒ヶ井駅(11:59) |
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