曽根次郎坂・太郎坂 ピークは340m (2003.1.12) 地図

三重県尾鷲市曽根(そね)−熊野市二木島(にぎしま)
尾鷲市賀田(かた)の端っこにある曽根から熊野市二木島へ越える熊野古道の峠である。曽根次郎坂・太郎坂というのは、峠を境に自領他領に分かれているのが訛ったものと言われている。しかし二木島側の甫母に由来した甫母峠という別名もある。

甫母峠から甫母へ下りる道もあるが、二木島へ行く道が本来の熊野古道と思われる。時間が押していたので迷ったが、二木島方面へ行くことにした。
     思案の案内板(15:30)


登りはガイドの倍かかっている。しかし下りならガイドどおり60分で下れると読んだ。

ところが道はアップダウンを繰り返す。尾根筋の少し下を通っているようだ。下りは少しは乗れるので時間が稼げるけれど、すぐ登りが出てくる。行けば行くほど引き返すのも困難になる。冬場の16時近くともなると日没との競争だ。内心の恐怖とせめぎ合いになる。
       尾根筋からは海も見えるが・・・


16時を越えた頃からか、やっと下り一辺倒になってきた。そのかわり道が狭くて、荒れてきたので乗って下りられない。西に向かっているので夕日を浴びて下り続ける。麓近くになって「曽根太郎坂の看板」発見。やはりここが他領なのか?
         曽根太郎坂の看板



ようやく二木島の集落が見えてきた。谷底のような地形である。国道311号線を横切る地点も急角度に下りて行く斜面上で、唐突にぶったぎられた感じである。
        二木島の集落     国道を横切る地点



下り口は紀勢本線のガード下だった。16:35二木島到着。甫母峠から甫母(ほぼ)60分。予定通りだ。

あたりは薄暗くなっている。この時間から車を置いた賀田駅まで自転車で帰るのは危ない。紀勢本線に乗って目の前に口を開けているトンネルを潜ればすぐなのだ。運良くあと27分で列車も来る。

輪行してると間に合わないのでそのまま列車に乗り、自転車は空母で回収した。
     二木島、紀勢本線のガード下