旧八丁越 520m (2004.12.3) 地図
福岡県甘木市秋月と嘉穂町千手の間にある国道322号線・秋月街道の旧峠である。
秋月は秋月街道(旧長崎・薩摩街道)のルートとして栄えた。江戸時代になると黒田長政(黒田官兵衛如水の息子)の三男長興が福岡黒田藩から分家し、秋月五万石の城下町になった。秋月城址(早朝の部活風景)
秋月藩は国防上、ルートを城付近から遠ざけた新八丁越を作り、旧八丁越の通行は禁止した。しかし新道は旧道より距離が長く険しかったため、街道としての賑わいは冷水峠を越える長崎街道(現国道200号線)に移ってしまった。
明治になり、旧八丁越が通れるようになると、不便な新八丁越は急速に寂れたという。秋月街道(8:00)
秋月を離れ、車道を登っていく。茶店の店先にある旧八丁道の看板から旧道へ入る。野鳥川の川沿いには石畳道が残っていた。
旧道へ入る(8:20) 石畳道(8:24)
いちど車道を横切り、また山道に入る。ところどころに石畳が残り、摩滅して丸くなった石仏も見られ、歴史と保全がうまくはかられていることがわかる。
石畳(8:54) 石仏(9:00)
旧峠は国道の横にあった。国道から林道のようなダート車道が旧峠を横切っていて、風情はあまりない。秋月側はかなり廃。嘉穂町側は急坂だが、辿れそうに思えた。
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| 国道の峠(左へ入ると旧峠 9:36) | 古八丁峠(9:38) | |
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しかし周回コースに最適な新八丁越は厳しそうだし、長崎街道の冷水峠も行きたかったので、嘉穂町側へは下りず、国道を秋月へ戻ることにした。 帰りは車道なので楽ちんである。途中の展望台から秋月城下が俯瞰できて気持ちが良かった。 |
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| 国道中腹より秋月を見下ろす(10:00) |