門松峠  290m (2005.6.4、2008.11.1) 地図 

島根県日原町須川谷(すごうたに)−日原町須川(すがわ)
島根県日原町須川谷と須川の間にある石見中通り往還・県道312号・須川谷日原線の峠である。出典は「島根県歴史街道地図」樹林舎と「定本・島根県の歴史街道」池橋達雄監修からである。

石見中通り往還(いわみなかどおりおうかん)
太田−才ノ峠−大森(岩見銀山)−大代−三原−谷住郷−船坂峠−追原−久佐−上来原−長安本郷−津茂−波田−須川−日原−津和野

石見中通り往還は長沢峠から匹見川(ひきみがわ)の谷へ下り、匹見川を渡って滝谷川の谷へ入る。現在では匹見川沿いを走る国道488号線から県道312号・須川日原線へ写真の橋を渡って入るわけだ。
国道488号線(奥の道)から県道に入る



須川から日原までは県道312号線とほぼ同じルートを辿る。

相撲ヶ原(すもうがはら)の集落に笹ヶ峠の道標があった。笹ヶ峠は集落名だが、ちょっとした片峠になっていた。ここには口番所が置かれていたという。
笹ヶ峠の道標



そして峠である。峠はちょっとしたピークのような感じで、手前に分岐があり、日原町営バスのバス停が設置してあった。

峠手前の分岐
峠のバス停


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