現在国道はトンネルで通過しているが、そのトンネルの名前は「銅ヶ峠（どうがたお）トンネル」である。それじゃ銅ヶ峠という峠はというと地図上では見つからない。どうもトンネルだけの名前のようだ。中国地方では集落にも峠地名が付くことがあるので、その類かもしれない。
堀越峠 628ｍ （2008.11.1） 地図
|
島根県益田市美都町宇津川と匹見町道川の間にある国道１９１号線の旧道峠である。 現在国道はトンネルで通過しているが、そのトンネルの名前は「銅ヶ峠（どうがたお）トンネル」である。それじゃ銅ヶ峠という峠はというと地図上では見つからない。どうもトンネルだけの名前のようだ。中国地方では集落にも峠地名が付くことがあるので、その類かもしれない。 |
| 銅ヶ峠トンネルのプレート |
旧道の距離が短い匹見町側からアクセスするために、まずは美都町宇津川地内からアプローチ。２車線国道は楽ちんとはいえつまらない。トンネルを抜けて匹見町側へ出る。トンネルから少し離れた地点に旧道分岐がある。入りだしは舗装でもすぐに草付きダートになる。
 |
 |
| 美都町宇津川地内 | 銅ヶ峠トンネル（14:15） |
 |
 |
| トンネルから少し離れた地点に旧道分岐がある（14:16） | すぐダートになる（14:18） |
旧道はトンネル横あたりから１８０度向きを変えてスイッチバックを繰り返して高度を上げる。しかし、道は草付き道。ところどころで身の丈よりも高い草が繁茂し、足元がグチャグチャになっている所もあって、廃道にならないのが不思議なくらいである。轍があるところを見るとたまには車が通るみたいだ。
 |
 |
| （14:19） | 草付きダート（14:23） |
 |
 |
| （14:26） | （14:27） |
 |
|
| 身の丈よりも高い草（14:28） | |
そんな状態ながらもやがて峠に到着。１９７４年にトンネルが完成して３０年以上が経っているというのに、峠には町名の境界標柱が残っていた。
 |
||
| 堀越峠（14:32） | ||
 |
 |
|
| 美都町の標柱 | 匹見町の標柱 | |
そんな峠だったが、ここから美都町側は地図で見てもチョー長いし、銅ヶ峠トンネルの名前を調べたページにも堀越峠は通行不能と出ている。峠まで行けただけでも良しとしなくてはならないようだ(^^;)
最後にところどころ動画を写してきたのでご笑覧あれ。
 ＧＰＳによる軌跡 |
|
| . |