地芳峠 1085m (2006.5.18) 地図

愛媛県久万高原町(くまこうげんちょう)西谷(にしだに)−高知県檮原町(ゆすはらちょう)永野(ながの)
愛媛県久万高原町西谷と高知県檮原町永野の間にある国道440号線の峠で、一般的に四国カルストを越える峠といわれている。

国道33号線から柳井川 地区で分岐し、黒川沿いに入っていく。2車線と1.5車線の混在路である。
国道440号線



山合いに入ると道はクネクネ狭くなる。峠道の距離は長いけれど、標高の割に傾斜はきつくない。
道はクネクネと狭くなる



さらに峠の手前600mから道が平坦になる。高原状になったようだ。そして霧に霞む峠に到着した。カルスト高原に牧場があるらしく、峠には畜産公社の建物があったし、高原への分岐路もあった。
地芳峠



峠には木造りの大きな看板があった。相当年代物らしくペンキが消えかけ、古き良き時代があったことを感じさせる。そして、峠下にはトンネルを掘っているらしく、国土交通省のPR看板も掲げられていて、新旧の時代推移を垣間見られて面白い。
地芳峠の看板2つ



高知県側へ下りだす。高知県側の方が道が酷い。1.5車線がずっと続く。そして大きなヘアピンを何度も繰り返すつづら折れの道だ。ガスっているし、けっこう怖いのだ。
峠から高知県側へ



永野の集落まで下りると、掘っているトンネルの前へ出た。そこからは良い道かと思ったら、一瞬の後、国道はまた山に登らされた(--;)
地芳峠を下り、掘っているトンネル前で向きを変え、さらに山に登る(--;)



やっと谷沿いの道まで下ってくると、ショートカット工事をやっていた。檮原の町に入る手前には三嶋神社という渡り廊下風の橋がかかった由緒ありげな神社があった。
ショートカット工事 三嶋神社

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