雪の東海自然歩道、下辻越
(2003.2.8)
更新 2003.2.13 地図東海自然歩道の下辻越。
暖かい時期はヤマヒルが出る峠道らしいので、
岐阜市から谷汲山、華厳寺まで辿った東海自然歩道も
越えるタイミングを計っていた。
雨天予報のため遠出できなくなった休日。
雨の来る前に行ってしまおうということで、
下辻越にアタックすることに決めた。
・・・・・
コース
岐阜県久瀬村乙原−上神原−下辻越−小津−西津汲(つくみ)−乙原
・ 岐阜市から空母を転がして久瀬村まで来る。美濃の正倉院、横蔵寺(よこくらじ)のある上神原とスタート地点をどちらにしようか迷ったが、最後に下って終われる久瀬村にした。
乙原に車をデポ(実際は西津汲の方が良かった)し、走り出した。周りには雪もあるし、京都北山に続いて足元を防水バージョンにする。横蔵寺の下で東海自然歩道は参道と分かれる。横蔵寺の下で左へ曲がる(角にお地蔵さん)
谷を奥へ登っていくと、根尾谷段層へ行く水鳥横蔵林道(のりこし峠)と東海自然歩道が分岐する。分岐を左へ辿ると谷奥には養魚場があった。犬の鳴き声にびびりながら近づくと寒中の水槽に働く人が2人いて微笑みを投げかけてくれた(^^) ・ 分岐を左へ(10:25)
・ 養魚場を巻きながら砂防ダムの上に登る。路面は階段。早くも担ぎ局面。しまった!今日はパッドを忘れてしまった。いきなりの担ぎは汗を呼ぶ。ここで名案、脱いだジャージを自転車にくくりつければパッド代わりにならないだろうか?
結果は大成功。ジャージも大した汚れなく、峠まで肩の痛みを軽減してくれた。パッド代わりにジャージをくくりつける図(^^;)
登り始めのシングルトラック、トラバース地点を除けば横蔵側は意外になだらか、おおかたはダブルトラックで階段も少なく、中途半端な勾配が続く。下りに使えばちょっとデンジャラス程度なのである。雪は足首程度まで積もっているし、時々積もった雪がどさっと落ちて林を揺るがしている。
11:30、壊れたコンクリート橋のところで昼食。食べ終わって15分ほどで峠に到着した(12:00)
・ 横蔵側の道筋
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・ | 峠にはお地蔵さんが待っていた。峠上は尾根筋を通る道路が横切っていて、階段を登ってその道を横切り、小津側へスイッチバックするように下りていく。 |
下辻越 | 峠のお地蔵さん | ||
小津側は北西斜面に当たるため、さすがに雪が多い。それも中腹あたりからは大して変わりなくなった。それよりも小津側は階段が多い。おまけに雪も多いので結局ほとんど乗れなかった(ToT) ・ 小津側
・ 中腹より下では橋の壊れ方が酷い。3カ所ばかりは橋を迂回して川を越えた。 護岸が流された橋
下辻谷の砂防ダムまで下りてくると、ここまでは車が入っているらしく圧雪路になった。しばらくぶりで見る里は清々しく、懐かしい心地すらする。 ・ やっと里に下りてきた
・ 車道に出て、川沿いに下る。今まで乗れなかった鬱憤を晴らすかのようにドンドン走る。小津の集落を見下ろす地点であまりの格好良さに一枚シャッターを切る。
さらに久瀬村、西津汲(つくみ)まで下りると揖斐川に出会う。後は車のデポ場所まで走るだけだ。小津の集落