担ぎ方教室



2003.2.3  更新

     


峠道や山へ行くと階段や岩場があって時には自転車を担がなければならない場所があります。
同じ担ぎでも色々な担ぎ方があります。ここではそれぞれのタイプについて考察してみようと思います。


担ぎグッズ(パッド)

担ぎ用には痛くならないようにフレームにパッドを巻くと効果的です。
人によってはデイバッグの担ぎ部分(肩部分)に大きめのパッドを縫いつけている人もいます。


オーソドックスな担ぎ方(右肩で横に担ぐ)

右(左)肩を前三角に入れて担ぎます。右(左)手はフォークかダウンチューブをつかみます。
自転車はそのままの体勢でトップチューブで担ぐ感覚です。とっさに担ぐときに使います。
メリット

1.片手が自由なので木や岩などが掴めるたるバランスがとりやすいです。
2.自転車を担いでも全面投影面積があまり大きくならないので狭い道でも対応できます。
デメリット

1.すぐ肩が痛くなるため短時間しか担いでいられません。
 モデルは私(*^_^*)



オーソドックスな担ぎ方2(右肩で縦に担ぐ)

右(左)肩を前三角に入れて担ぎます。右(左)手はハンドルをつかみます。
自転車を縦にしてシートチューブで担ぐ感覚です。
メリット

1.自転車を縦にするため身体に密着でき、動きやすく、無理がない担ぎ方です。
2.片手が自由なので木や岩などが掴めるたるバランスがとりやすいです。
3.長時間でも肩が痛くならず、長持ちします。
デメリット

1.後輪が高くなるため木の下をくぐり抜けるときなどに引っかかったりします。



天秤担ぎ

右(左)肩を前三角に入れ、
反対の手でチェーンステーかサドルをつかみます。
メリット

1.自転車が中心に来るためバランスがとりやすいです。
2.自転車の重心を背中全体で支えるため長時間担げます。
デメリット

1.デイバッグ装備の場合、自転車が遠くなって担ぎにくくなります。
2.狭い道の場合、自転車がひっかかって通りにくいです。
3.左手が痺れてくる感じがあります。



前三角に頭を入れる

前三角に頭を入れて両肩で担ぎます。
メリット

1.自転車が中心に来るため長時間担げます。
2.手や腕はほとんど使わないため楽です。
デメリット

1.首を突っ込んでいるため、転んだときなど危険です。
2.前面を自転車で覆われるため、木や岩など手づかみできなくなります。




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