矢向峠 (やむかいとうげ) 100m (2009.9.21) 地図  

秋田県大仙市南外なんがい矢向−大仙市内小友うちおとも矢向
秋田県大仙市南外矢向と大仙市内小友矢向の間にある国道105号線の旧道峠である。

南外・内小友、峠をはさんだどちらの地名にも同じ矢向があるのが面白い。現在は矢向トンネルになった国道105号線から旧道に入る。
矢向トンネル



南外側から入った。旧道に入ると一度国道の下を潜る。というか現国道が盛り土をして旧道と交差させたと言った方が正確だろう。

南外側の旧道分岐 旧道
国道下を潜る 反対側から



旧道を登る。登っていくとすぐに大曲市一般廃棄物最終処分場がある。フェンスが錆びてもう使われてないようだ。案の定少し上に大仙美郷環境事業組合一般廃棄物最終処分場があった。合併によって大仙市になったからであろう。

スノーシェッド 大曲市一般廃棄物最終処分場
大曲市一般廃棄物最終処分場 大仙美郷環境事業組合一般廃棄物最終処分場



処分場から少し登ると峠である。大曲市の看板が残っていた。この看板以外なにもない殺風景な場所である。いや、ふつうの峠はそんなものであろうが、ここは処分場のような嫌悪施設があるものだからよけい場末のような感じがするのだろう。

大曲市の看板が残る峠 反対側



峠から下る。すぐにトンネルから出た現国道が下に現れる。そしてそのまま合流する。

現国道が下に現れる
現国道と合流する

旧峠道は最終処分場へ行く道であった。そのおかげで旧道は命脈を絶たれることなく残った。それが良いことがどうかはともかく旧道が廃道化していくよりはましだろうと思う。


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