矢立峠 (やたてとうげ) 142m (2009.9.21) 地図  

秋田県大仙市南外なんがい土場−由利本荘市羽広はびろ
秋田県大仙市南外土場と由利本荘市羽根広の間にある国道105号線の旧道峠である。

レポートを書く前にNHKアーカイブスで新日本紀行のSL番組をやっていた。えっ!矢立峠の3重連!あれれと思い調べてみると、同じ名前の峠が青森県との県境にあった。そちらは奥羽本線だし、国道7号線だから大動脈なのだった(--;)

ということでこちらの矢立峠は大仙市側からアクセスした。トンネル手前に矢立橋というのがあったが、それ以外の地名はトンネルと峠くらいしか見あたらなかった。
矢立橋



すぐに矢立トンネルに到達。手前に花火の街・大仙市のでかい看板がある。大仙市というより大曲といった方が通りが良い。日本一の競技花火大会だというがテレビで見てると何だか違和感ありありの花火大会をやってる街である。トンネルの手前に旧道分岐がある。

矢立トンネルと旧道分岐 旧道
花火の街、大仙市(大曲)



旧道を登る。旧道も2車線道なのは国道だった証拠か?周りから植生に浸食されていい感じに廃になっている。

旧道も2車線道 いい感じに廃
峠も近い



峠へはすぐに着いた。人工的な切り通しである。2車線になってしまった峠だから仕方がないが風情は全くない。

反対側



峠の先も辿れるかと思ったら現国道を眺めながらトンネル上を回り込んだ後に道がスパッと断ち切られていた。

峠から回り込んだ先に 現国道が見える
旧道がスパッと断ち切られている 矢立トンネル

仕方ないので、戻ってトンネルを潜り、由利本荘市側に出てみると、旧道から見えていた国道の標識には「由利本荘市・矢立峠」と記されていた。

由利本荘市側の矢立トンネル 由利本荘市・矢立峠



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