鳥屋曽根峠(とやそねとうげ)  77m (2008.4.18) 地図 

島根県江津市(ごうつし)浅利町あさりちょう浅利−渡津町わたづちょう嘉戸(かど
島根県江津市浅利町浅利と渡津町嘉戸の間にある山陰道の峠である。出典は「定本・島根県の歴史街道」池橋達雄監修からである。ここは浅利富士の山裾がせり出してできた断崖を通る難所であった。

国道9号線の浅利側から旧道の分岐へ入った。
国道9号線から旧道へ入る



ガスステーションと国道を下に見ながら旧道を辿る。斜面をトラバースしながらゆるゆると高度を上げていくため、ゼンゼンきつくない。国道はトンネルで抜けている。荒々しい海と国道のコントラストが見所である。

斜面をトラバースしながら高度を上げていく 海と国道のコントラスト



間もなく峠に着いた。旧道には明治時代に山陰道を改修したときの石垣が残っている。

峠、片側に石垣が残っている


峠から下る。難所であったというわりに急坂は全くなかった。

90m峰 58m峰




麓近くへ来ると国道9号線が近づいてくる。しかし、ストレートには合流しない。

麓へ下りてから少し行った江の川の渡河地点近くで合流するのだ。

麓ちかく


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