熊本県芦北町黒岩永谷(ながたに)−八代市坂本町百済来上(くだらぎかみ)
熊本県芦北町黒岩永谷と八代市坂本町百済来上との間にある県道60号・芦北坂本線の峠である。 鷹口峠に行った後、分岐まで戻った。 |
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鷹口峠からこの分岐に戻ってきた |
まずは県道272号線を進む。程なくして下記の分岐に出る。それまでの272号線から60号線に代わるのだが、方向は左、車・自転車兼用のナビで探索してるから良かったものの、ちょっと注意である。次の時間通行止め看板もわけのわからない案内地図が掲示してある。そして峠下の集落・永谷である。
県道60号線に入って左へ | 時間通行止め看板 |
県道60号線の標識 | 永谷の集落 |
そして間もなく峠に到着。峠は3差路になっていて尾根沿いに黒岩に向かう道が先ほどの看板どおり通行止め規制がかかっていた。そしてその3差路の脇にあるものを私は見逃がさなかった。お地蔵さんである。上手に石組みをした祠の中に鎮座され、峠を行き交う旅人を眺めてきたのであろう。よだれかけと供えられた花の赤色が眩しかった。
鳥越(永谷側から) | 鳥越(八代市側から) |
3差路の脇に・・・ | |
お地蔵さん |
峠から下る。ヘアピンカーブ地点まで来ると、百済来川の谷が見える。右ドッグレッグの絶景である(^^;)
峠から下る | |
ヘアピンカーブ地点から百済来川の谷が見える |
さらに下ると、「名水・百済来川源流水、さくらの雫」なる水汲み場があった。横にある看板には
『山の崩壊を防ぐため山腹に45mのボーリングを行って水抜きを施したもので、干ばつでも枯れず、大雨でも濁らないので名水とした』
とのことである。そして久多良木校区桜友会と百済来地域振興会の共同署名?になっている。伝承などによると百済からの帰化人説が国史にあるらしいが湿地を意味する「くた、くて」から来ているとも考えられる。
名水・百済来川源流水、さくらの雫 | 百済来川の谷 |
百済木の谷 |
百済来川の谷へ降り、次の竹之内峠へ行くため県道258号線に入った。
百済来の集落 | 県道258号線に入る |