天神川2(源流編)

  (2008.1.20)   更新 2008.1.20 
 
天神川は2007年末に不動池まで探索してあった。あとは不動池から源流部だけである。源流部は山間になるので新兵器のハンディGPSでルートを記録しようと思った。

そこで天神川と鳥羽川の合流点から前回探索した範囲を走り、最後に源流部を探索して地図にコースをダウンロードした。それが右の地図である。
ハンディGPSでトレースした天神川


昨年探索した本流・支流を走ってから、松頼団地(しょうらいだんち)の奥にある不動池まで来ると417mの百々ヶ峰(どどがみね)山頂が目に入る。ここは岐阜市の最高点である。岐阜城のある金華山が最高点のように思えるけれど、あそこの標高は328mで最高点ではないのだ・・・

冬枯れの景色を見ながら源流部に入る。入り口に不動明王とか毘沙門天などの石碑が立っている。池の下にある不動尊の境内以外にも何かあるのだろうか?そしてそれがこの先にあるとでも?・・・
不動池と百々ヶ峰山頂 不動明王とか毘沙門天などの石碑が立つ入り口



不動池から源流部にさしかかる所には車輌進入禁止の看板がある。そんなもんなくても山道ってのはわかる。そこへ自転車付きで進入しようというのだから私も酔狂だ。はじめの砂防ダムを過ぎると、傾斜が急になり、謎の家屋(プレハブ)が左上に現れる。道からは外れているが、何のための家だろう?そこへ2番目の砂防ダムが現れる。

山道はダムの堰堤まで上がらず、基礎部の横を登っていく。それじゃあ、出水時は困るだろうと思ったらダムの貯水部分は道の横に堤防というか浴槽のようにして造ってあった。何か変な感じである。
上流を目指す 謎の家屋
2番目の砂防ダム 山道はダムの横を抜けていく



ダムの上で道が分岐している。分岐点の石碑に「弘霊不動尊→」と書かれているので下に行ったら川を越えて真っ直ぐ登っていく道に見えた。こちらの目的は源流なので上の道へととって返した。でもその場は上の道が弘霊不動尊と勘違いしていたんだよね(ー_ー)

さらに登ると「MASIDA」という看板がある小屋があった。そしてその先にも小屋があり、そこまで電信柱が来ていた。そして小屋には屋外トイレまで付いていた(゚o゚) 谷奥の最終の小屋であった。
分岐は上へ 分岐点の石碑
「MASIDA」の看板と小屋 電信柱が行っている小屋



最終小屋の先で谷川を渡る。さらに登ると分岐があった。片や「松頼ルート、反射板へ・三の谷登山道」となっており、こちらは341m峰への道だろう。また片方は「不動谷ルート」と書かれており、こちらが源流方向である。
谷川を渡る 分岐
松頼ルート、反射板へ・三の谷登山道 不動谷ルート
不動谷ルートをさらに登ると、谷が分岐していた。ルートはその真ん中を登っていく。まだ谷川の規模は大きく源流とまではいかないが、ルートは谷川から離れていく。ルート際には先ほどから赤テープが目立ち、これまで直線的に登ってきた道がここからジグザグになりだした。谷道から尾根道へ移行するようである。

これらから類推すると先ほどの分岐に書いてあった○○ルートというのはそれぞれ山頂へ向かうコースを指しているようだ。「松頼ルート」は341m峰への道。「不動谷ルート」は417mの百々ヶ峰(どどがみね)山頂への道ではなかろうか?だとすると、源流とは関係なくなるし、目的はおおかた果たしたので探索はここまでとして戻ることにした。
谷の分岐 赤テープとジグザグ道



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