谷峠 360m (2008.10.31) 地図 

島根県邑南町おおなんちょう日和ひわ−江津市桜江町川越
島根県邑南町日和と江津市桜江町川越との間にある県道290号・日貫川本線・川越道の峠である。

「定本・島根県の歴史街道」池橋達雄監修によると、塩などの物資の輸送路として利用されたそうだ。

県道112号線・浜田三次往還大利峠を越えて日和へ入ると、写真の交差点に至る。川越道の谷峠はここを右へ行き、真っ直ぐ行くのが猪迫峠を越える浜田三次往還である。
日和の交差点



県道290号線に入る。一車線のゆるい登り坂である。日和というところが高原の盆地だから方峠的な感じである。
県道290号線



峠の手前で大利峠の道から来るバイパス状の道が合流する。その先に峠がある。市町村境ではないので看板の類はない。

バイパス状の道が合流



それでも石組の祠に鎮座する石仏があった。しかしこの石仏、みごとに摩滅している。頭などその辺の石を拾ってきて載せただけ〜と言っても間違いではないくらい丸い。お供えの缶や瓶が倒れていたり落ち葉が溜まっていたり、ちょっと気の毒な状態だった。

まあるい石仏

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