竹原峠(たかはらとうげ) 745m (2009.11.28) 地図
大分県日田市中津江村合瀬と福岡県八女市矢部村竹原の間にある国道442号線の旧道峠である。 穴川峠・宿ヶ峰尾峠から県道9号線で下ってきて、金の鉱山(鯛生金山)があった鯛生(たいお)で国道に合流。竹原峠へ登り出す。 |
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国道442号線と県道9号線の分岐 |
少し登ると竹原峠トンネルが見え、手前に旧国道との分岐がある。旧国道はところどころセンターラインが消えているが、幅員は2車線道路である。しかし峠道としての屈曲は健在で、真っ直ぐトンネルに向かう現道との差は歴然としている。
竹原峠トンネルと旧国道との分岐 | ところどころセンターラインが消えている |
センターラインはあっても屈曲は健在 |
ヘアピンカーブもある |
そして旧道はヘアピンカーブや急勾配地点もあり、トンネル化は致し方ないと思われた。峠近くに分岐があった。椿ヶ鼻へ行くスーパー林道と看板に書いてあった。
急勾配地点(12%とか・・・) | スーパー林道との分岐 |
スーパー林道との分岐の先に峠があった。大分県側には金鉱掘りの絵が描かれた中津江村の看板があった。福岡県側に石の道標が立てられていた。福岡県が立てた大分県・福岡県(県)界標である。
峠(福岡県側) | 峠(大分県側) |
大分県・福岡県(県)界標 | |
それぞれの県庁所在地から何mおよび何里あるかが記してある。大分市からは132.9km(33里)、福岡市からは95.7km(24里)だね。
福岡県側 | 大分県側 |
福岡県側へ下りる。落ち葉散り敷きでセンターラインが見えないほどになっている。福岡県側も屈曲は激しく、竹原(「たかはら」である「たけはら」ではない)の集落まで下りて、現道と合流しても大きな屈曲があったほどだ。
福岡県側へ下りる | 落ち葉散り敷き |
竹原の集落付近 | |
現道と合流 |