直会峠(すくえとうげ) 249m (2008.10.30) 地図
島根県邑南町上田長田向と広島県安芸高田市高宮町川根の直会との間にある県道4号・甲田作木線、浜田三次往還の峠である。出典は「定本・島根県の歴史街道」池橋達雄監修からである。 広島県側からアクセスした。 浜田三次往還(はまだみよしおうかん) 浜田−有福(ありふく)−市山−日和−中野−出羽(いずわ)−阿須那(あすな)−直会峠−・・・・・三次 |
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高宮町地内 |
麓の下原だか谷口の郵便局に木造の巨大なポストがあった。直会川の谷を遡ると、だんだん勾配が増してくる。集落が尽きるあたりから道は1車線になった。
巨大なポスト | だんだん勾配が増す |
1車線になる |
さほど急ではない峠道を登ると峠に着いた。峠には六地蔵堂があった。お堂の中には赤い頭巾と袈裟?を着たお地蔵さんが並んでいた。
峠の六地蔵堂 | 六地蔵 |
お堂の脇には峠の案内看板があった。いわく
「いつ頃から開かれていたかは不明だが、1540年尼子晴久が3万の軍勢を引き連れて郡山城を目指して越えた(吉田郡山城の戦い)のはこの峠だそうだ。」
峠には国境を示す「従是南安藝國(これよりみなみあきのくに)」の石碑があった。
峠の案内看板 | 峠 |
従是南安藝國 |
直会峠 |