早田川 2(そうでんがわ)

   更新 2020.5.15   
国土地理院地図
岐阜市を流れる長良川の支流のひとつに早田川がある。長良のメモリアルセンターから早田、則武(のりたけ)を経て長良川の支流・伊自良川(いじらがわ)に合流する一級河川である。

今でこそ町中の排水用の河川になっているが、その流路はもともとの長良川である古川の跡地を辿っている。正木川
(まさきがわ)が古々川の跡を流れているのに対し、早田川は古川すなわち元の長良川本流跡を流れている。

古川を締め切った跡地はメモリアルセンターや学校などの公共施設が建ち並んだ地域になっている。
一級河川、早田川の看板


メモリアルセンターから流れ出した早田川をトレースして、県立岐阜商業高等学校の南(16)まで来た。そして県岐商の先にあるのは県立岐阜北高等学校(18)である。間に小さな橋(17)を挟んでいる。
早田川地図(図内の数字は写真撮影地点)
県岐商の前にある早田川の看板 岐阜北高との境にある橋

岐阜北高の施設


岐阜北高の西端は忠節橋通り(ちゅうせつばしどおり)に面している。当然そこには橋が架けてある(19)。忠節橋通りを挟んだ西側には市立岐阜清流中学校(19)がある。以前は明郷中学(めいごう)だったが、統廃合で名前が変わった。ここにも早田川の看板(20)があった。さらに清流中と光公園(ひかりこうえん)の間(21)を流れていく。
忠節橋通りが渡る橋 岐阜清流中
岐阜清流中と早田川の看板 光公園と岐阜清流中


さらに早田川は小さな橋(22)を渡って流れていく。公共施設オンパレードだった川縁もこの辺りから普通の住宅地になってくる。
早田西公園(左)と希望ヶ丘こども医療福祉センター(右) 早田西公園脇


そして南西に向かって流れていた河道もこの辺り(23)から西北西そして北西へと向きを変える。さらに環状線を横切る橋(24)からは北北西に進路を取って流れていく。これまで一貫して南下してきた早田川が北上へと大転進したのである。
西北西に向きを変える 環状線の橋
環状線  北北西に進路を取る


北上を続ける早田川(25)が西に向きを変えるところに市立城西(じょうせい)小学校(26)が現れる。久々の公共施設である。その城西小(27)の向こうには市立島中学校がある(28)。
城西小学校
城西小と島中  島中学校


島中を過ぎると、早田川は伊自良川(いじらがわ)だと合流する。合流地点は内水河川の常として排水機場(29,30)がある。伊自良川(31)には直角に排水している。ここから見ると金華山と岐阜城が小さく見える。
早田川排水機場
伊自良川と合流(排水)  島中越しに金華山・岐阜城を望む



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