側子峠(蕎麦粉峠) 539m (2009.6.27) 地図  

山梨県大月市初狩町(はつかりちょう)中初狩側子(そばこ)−中初狩丸田
山梨県大月市初狩町中初狩側子と丸田の間にある峠である。

側子をなんと読むかわからなかったが、こちらのサイトによると蕎麦粉峠(側子峠)とあるので、「そばことうげ」と読むことにしておこう。

初狩から県道712号線で宮川の谷へ入った丸田から峠道に入る。
丸田の入り口(県道712号線より)



いきなりの急坂を登っていく。国際環境保全大月研究所なるマニアック?な施設が沿道にある(^^;) その坂をストレートに上がっていくと方向を90度変える。

国際環境保全大月研究所 方向を90度変える



方向を変えてそのまま登ったところが峠である。麓からもアッという間である。峠にも何があるというわけでもなく、そのまま側子側へ下りていく。

峠(側子側) 峠(丸田側)



下っていくと、道の上に巨大なトンネル状の橋が現れた。何じゃ、こりゃあ!中央道にこんなところあったかなあ?ってんで間近でよく見ると「山梨実験センター」とある。おお(゚o゚)これが有名なリニアの実験線か!トンネルから出るときも時速500kmともなると、とんでもない音が出るから橋にもカバーを被せないとあかんのだろうなあ。

トンネル状の橋 立入禁止の看板
反対側から リニアの実験線やったぁ!



というわけで、橋の脇にある側子霊園の住人たちもここをリニアモーターカーが走るようになると、にぎやかになるのだろうなあ!

側子霊園



側子霊園の下から道は狭くなる。石仏の横を通って、中央本線の下を潜る。高さ2m。その高さといい幅といい軽自動車程度しか通れないだろう。ガードを潜ると田圃の向こうに側子の町があった。

道は狭くなる 石仏の横を通り
中央本線の下を潜る 側子の町



そのまま進むとNTTの施設脇で国道20号線に出た。出たところに「明治天皇御小休遺跡」があった。立派な門を備えた民家である。甲州街道沿いの素封家だったのだろう。ここから側子峠を越えていく間道。いったい何に使われたのだろう?

国道20号線に出る 明治天皇御小休遺跡
国道20号線



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