十石峠 1351m (1997.5.19) 地図 2.5万図

長野県南佐久郡佐久町海瀬−群馬県多野郡上野村
佐久町海瀬と群馬県上野村を結ぶ峠。FCYCLOの草軽2nd解散後にトライした。佐久平の米が1日10石運ばれたことからネーミングされたという。

海瀬の佐久中学の崖下にある体育館の駐車場に車をデポして走り始めた。古谷の部落を抜け、バイパスと合体して古谷(こや)ダムへ登りだす。ダム手前の橋のところで大上峠との分岐点がある。小休止。ここまで1時間弱。結構早く着いた。
ダム湖が終わると乙女キャンプ場が見えてくる。風情のあるヘアピンを曲がると石仏の出迎えに会った。また乙女の滝のあたりにも石仏がある。どちらも馬頭観音で、さすがにここ十石街道は歴史を感じさせる。

そこから本格的な登りが始まり、13番カーブなどという文字通りの急坂をこなして峠に到着した。海瀬から古谷ダムまで1時間。そこから峠まで1時間かかった。
上州側の山並みは曇っていてはっきり見えない。峠の地蔵さんに手をあわせに行くとさっき馬頭観音さんのところで抜いていったバキュームカーのおじさんに声をかけられた(--;)。
このおっさん、苦労人で、話してると面白すぎて時間を忘れそうになる。しかし何たる不覚!ここでフィルムが切れてしまった・・・てなわけで後の写真はない(ToT)

下りは途中から谷筋の旧街道(黒川林道)を通った。谷底までは快適な滑降コース。谷は深く3kmほどダートがある。石ころは少ないかわりに岩むきだしのところが多く野性的であった。

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