西行坂(十三峠) 380m (1970.12.25、1997.10.5) 地図 2.5万図
旧中山道は恵那市から御嵩町の間は丘陵地帯に入っていく。特に瑞浪市の大湫(宿)までのアップダウンを総称して『十三峠』と云われていた。アップダウンの中には解説本によって様々な坂の名前が紹介されていて、いちいち特定して書くのも煩雑である。そのため一番有名な西行坂だけ取り上げることにする。 | |
西行塚 |
出だしは国道19号線が恵那市を離れる槇ヶ根峠の坂からである。中腹からJR・中央道を越えて山道へ入っていく。間もなく西行塚や道標が現れる。 | |
道標 |
西行坂を登りきると槇ヶ根の一里塚が出てくる。坂を西に下ると名古屋道(中街道、下街道)との分岐点に出る。その後、ゴルフ場のコース脇などのアップダウンを辿りながら中山道は大湫宿へと入っていく
→ 琵琶峠 ※江戸時代後期、山の中、『十三峠』を通っていた中山道を上街道、土岐川に沿った中央本線沿いの道を下街道と云い、御嵩から柄石峠と半原峠を経由して下街道の瑞浪市の釜戸まで行く脇往還を中街道と云っていた。 |
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一里塚 |