半原峠(ハンバラ) 350m (1999.12.12)

岐阜県瑞浪市日吉町半原−瑞浪市日吉町宿


江戸時代後期、山の中を通っていた旧中仙道を上街道、土岐川に沿った中央本線沿いの道を下街道と云ったのに対し、旧中仙道の御嵩から柄石峠と半原峠を経由して下街道の瑞浪市の釜戸まで行く脇往還を中街道と云っていた。

現在の半原峠は県道383号線の改修により2車線の舗装路となっているが、宿側の登り口など11%勾配も現れるほどで、途中まで残っている旧道を見ても、狭くて険しそうな道であったことがわかる。また宿の集落の出口には馬頭観音もあって、歴史を感じさせる風情も残っている。