六郎峠(ろくろうとうげ) 500m (2012.6.8) 地図 2.5万図

岩手県住田町(すみたちょう)上有住(かみありす)−大船渡市日頃市町(ひころいちちょう)

岩手県住田町上有住と大船渡市日頃市町の間にある県道180号・上有住日頃市線の峠である。

箱根峠から下りてきて、県道180号線との分岐がある中埣(なかぞね)で左折する。
中埣(なかぞね)で県道180号線に入る



県道180号線に入ると、「追分」の立て札が立てられていた。やはり昔からの街道筋だったということだろう。「五葉健康の道」という、もっと古そうな道標もあるが、コンセプトからするとこちらの方がよほど新しそうである(ー_ー) 走っていくと、2車線が1車線になった。クネクネの峠道が始まった。

山脈地交差点 旧有住小学校跡の住田町民俗資料館
2車線が1車線に



そこそこ狭めの道が続く。路肩損壊箇所もあった。

峠の手前で2車線が復活。そして何やら意味ありげに開いた分岐、古い道があった。

狭めの道 路肩損壊箇所
峠の手前に 古い道があった



そして峠である。前後にある県道の標識に「六郎峠」の文字があって嬉しい。そして遠目に見ると峠の上側に旧道が走っているのが見て取れる。先ほどの分岐から入っていった道であろう。

六郎峠
「大船渡17km、上有住 六郎峠」の標識 六郎峠(住田町側より)
六郎峠(大船渡市側より) 「上有住 4.7km、日頃市 六郎峠」の標識
峠の上側に旧道が走っているのが見える


峠から下る。「この先4.2km幅員狭小のため通行注意」の看板がある。そして下っていくと麓の石橋地区。このあたりに岩手開発鉄道の石橋駅がある。

大洞の集落から右折して峠道に入る 「この先4.2km幅員狭小のため通行注意」の看板
「日頃市上石橋」の標識 麓の石橋付近



国道107号線との合流点には岩手開発鉄道のガードがあった。大船渡鉱山で産出される石灰石を港に運ぶために造られたようだ。さらに赤坂峠に行くために県道193号線に入った。

国道107号線と合流(岩手開発鉄道のガード)を左折 さらに県道193号線に入った



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