歩絵夢(ポエム)
入店2008.11.24 更新 2008.12.21
ポエム「poem」ってふつうは詩という意味で、どこにでもありそうなお店の名前だ。ここは手作りパンの店だという。
しかし、この店にはなんと廃線になった名鉄の市内電車モ750型が保管してある。それに場所も鉄道オタクの喫茶ニセコのすぐ近くということで姉妹店(ではないが)のような感じである。
プロローグ
・ 平成13年9月末で廃線になった名鉄谷汲・揖斐線を走っていた電車が保管展示されているパン屋さんがあるというのは前から知っていた。
そして一度お店の前まで来たこともある。 でもその日は定休日だった(ー_ー)名鉄谷汲線・谷汲駅付近(モ755)
本編
そんなわけで、息子が帰省したとき初めて行ってみることにした。
店先にはニセコにもあったような駅名看板が立てられている。そして店構えはこ〜んな感じだ。
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店名看板 | 店構え(店内に電車が・・・) |
店内に入ると市内電車の模型とジオラマが出迎えてくれる。モ750型だけでなく丸窓電車のモ510型まであって懐かしい。ちなみにここにあるのはモ751である。
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模型とジオラマがお出迎え | 運転席部分だけがある |
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レジカウンター | 店内 |
この電車の車内はベンチシートが外してあり、代わりに手作りパンの陳列棚が作りつけてある。そこで好きなパンを選ぶという趣向だ。吊革も外してあるが、後ろ?半分は吊革もそのまま、ベンチシートの代わりにテーブルとイスが並べてあって買ったパンを食べられるようになっている。
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車内に手作りパンが並べてある | 喫茶コーナー |
喫茶コーナーで食べたパンも美味しかったし、コーヒーのつまみに出たラスクも美味しかった。店内にはなぜかダルマ自転車が置いてあって鉄道と自転車の相性の良さを感じさせるオブジェであった。
また電車の窓といえばこれがガラス戸もブラインドも下から上へ持ち上げるようになっている。段階的に止まるようになっているのは昭和初期のものにしては良くできている。
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ウルトラマンのパンなど | 下から上へ持ち上げるガラス戸もブラインド |
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ガラス戸とブラインドを持ち上げた図 |
車内は改造されてるものの運転席も当時のまま。運転席との衝立に掲示してある旅客運賃表も「岐阜駅前・谷汲間710円」とか「岐阜駅前・本揖斐間610円」など昔の運賃がわかって非常にノスタルジーを感じさせ、いつまで遊んでいたいような店内であった。
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運転席 | 旅客運賃表 |