大越(おおこし) 920m (2009.5.30) 地図 

山形県鶴岡市田麦俣たむぎまた−西川町にしかわまち志津
山形県鶴岡市田麦俣と西川町志津の間にある六十里越街道・国道112号線の旧道峠で、月山・湯殿山のあたりを越えていく峠である。

写真付近で山形自動車道が終わって、新道である国道112号線月山道路が始まる。旧道はもう少し手前で分岐するが、地蔵峠から下りてきた県道27号線が合流するのはこの辺りだし、峠の反対側からアクセスしたかったので、車で鶴岡市田麦俣まで月山道路を行く。
古寺、月布川を渡る



月山第一トンネルを抜け、湯殿山道路方面へ分岐から登っていく。

月山第一トンネル 湯殿山道路方面へ分岐から登る



分岐から登って、旧国道と合流する地点が六十里山である。駐車場があって薬師の湯だとか宿泊施設がある。そこから上は湯殿山道路で湯殿山・月山への道となっている。旧国道は両方とも冬季通行止めでゲートが固く閉ざされていた。標高745m地点、ここから自転車で登りだした。

六十里山の分岐、標高745m地点(前方は品倉山)
湯殿山道路へ 鶴岡市側、冬季通行止め
西川町側、冬季通行止め(9:44)



そこでお約束のゲート突破。やはり、ここはまだ冬季らしく5月末というのに雪がある。木々の間から月山道路との分岐付近が見える。周りの山々にも残雪がある。

5月末でも雪がある(9:48)
月山道路との分岐付近が見える(9:50) 周りの山々にも残雪



道は2車線だが、ところどころ1.5車線のようなところもある。斜面をトラバースしていく道なので、月山道路も時々見える。

1.5車線のようなところ(9:53) 月山道路も時々見える



道は旧国道でもあり、緩傾斜である。ゆっくりゆっくり登っていく。だんだん残雪が増えていく。早春の花・ショウジョウバカマの花やふきのとうが出ていた。

峠近く(10:10)
ショウジョウバカマ ふきのとう



そして峠。旧国道らしく、もはや標識の類はない。雪道用の側溝杭があるのが目新しいくらいである。

峠(西川町側 10:14)



峠から西川町側も少し下ってみた。鶴岡側とかわらず、ダラダラと下っていく道だった。写真のような標識のところで折り返して戻った。帰りに月山ダム・湯殿山観測所の写真を撮った。脇の電波塔には積雪計と思しきメジャーが付いていた。その高さは7mだった。ここはそれだけ雪が積もるということなのであろう。

標識のところで折り返して戻った(10:18)
月山ダム・湯殿山観測所 7m計


では最後に雪の残る峠道の動画です。


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