小俣峠(おまたとうげ) 190m (2011.6.9) 地図  2.5万図

新潟県村上市中継(なかつぎ)ー村上市小俣
. 新潟県村上市中継と小俣の間にある旧出羽街道の峠である。

カリヤス峠から下りてきて中継の集落を貫通する道を素直に辿る。
中継の集落



集落を出て北に向かい、中継川沿いに走る県道248号線との交差点を突っ切る。そにある橋「中継橋」(^^;) やっぱ旧出羽街道である。

中継から北に向かい 橋を渡る
中継橋である 旧出羽街道



橋を渡って、道なりに行くとまた道標がある。中継と小俣。峠の両側の集落が書いてあるのは嬉しい。この道標のもう一方に「一・・・」と書いてあるのだが、後で地図を見るとその方向には神社がある。写真でもこんもりとした林になつていて村の鎮守様といった風情だ。

その神社を過ぎた辺りで小さな橋を渡る。ニレ沢の川である。これも橋の名前など記録しておかなかった。自転車だと細かいことまで記録してられないからなあ。

ヘアピンカーブ
ニレ沢の橋



峠道は意外に広い。2度ほどヘアピン状のカーブで高度を稼いで登る。そして峠に到着。峠の手前に観音様を祀った祠があった。この観音様えらく新しく見える。祠の方が古そうである。ひょっとして盗難に遭って造り直したとか裏話がありそうだ。

峠道は意外に広い ヘアピン状に高度を稼ぐ
小俣峠
峠の観音様 祠と峠



峠は切り通しで埋め込まれたブロックから草だかシダが伸びている。村上市内にあるため境界の看板はないが麓にあったのと同じような道標はあった。

カリヤス峠(小俣側) カリヤス峠(中継側)
道標



峠から下る。峠の標高190mであるからさほど深くもなく、すぐ平らになった。そして小俣の集落が見えてきた。

峠から下る すぐ平らになる
小俣の集落が見えてくる



小俣の集落内は県道52号線が通っている。集落の入り口に灯台の形をした常夜灯?があった。「小俣宿」と書いてある。いいねえ。昔の宿場の風情だねえ。そして集落の中にある郵便局の名は「日本国麓郵便局」何で日本国?何で麓?さらにわからないのが「名峰 日本国の里 小俣」なる看板。私が2011年6月に書いたブログを見ていただくとその理由が全てわかる。

小俣の集落と県道52号線
「小俣宿」の常夜灯? 日本国麓郵便局
「名峰 日本国の里 小俣」の看板



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