岩手県八幡平市谷地中（やちなか）−曲田（まがた）

		岩手県八幡平市谷地中と曲田の間にある鹿角街道の分水嶺峠である（ご参照）。 山に降った雨はその山の両側に流れ下る。それが日本海と太平洋のように正反対の海に流れる川になるところが分水嶺である。分水嶺は水が別れるところだから峠もあり得る。そんな峠のひとつ貝梨峠から戻る所に同じ分水嶺峠の梨の木峠がある。 貝梨峠から下り、田沢の手前から国道を離れる。
貝梨峠から下り

国道から離れると、すぐ東北自動車道のガードを潜る。峠道と合流し、ダラダラと登る。

東北自動車道のガードを潜る

山間に入ると、鹿角街道の標識が現れた。賽の神への入り口だと。苗代沢一里塚も残っているとのことで昔は国道ではなく、こちらが街道筋だったわけだ。

		鹿角街道の標識

そして、峠。いまでは何もない。分水嶺峠だし、鹿角街道なのに何もない。市町村境でないこともあるのだろうね。

峠

峠から少し下ると、「曲田一里塚２ｋｍ」の標識が現れた。旧道が残っているのだろう。装備をきちんとしないと辿る気は起きないけれど、これはこれでそそる場所である(^^;)

「曲田一里塚２ｋｍ」の標識

そして少し下り、高速のガードを潜ると「曲田一里塚」の看板があった。旧道が合流していて、ここに一里塚があるらしい。看板によると、ここは安代ジャンクション同様、福岡街道との分岐点となっていたそうである。

高速のガードを潜ると		下る
「曲田一里塚」の看板

もう一度高速のガードを潜って、さらに下る。また旧道との分岐が現れた。そのあと麓の町に到着した。

また高速のガードを潜る		旧道との分岐
		麓の町に到着

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