長野峠 813m (2010.10.29) 地図

岩手県花巻市大迫町名目入(なめいり)- 盛岡市砂子沢(すなこざわ)
岩手県花巻市大迫町名目入 盛岡市砂子沢の間にある県道43号・盛岡大迫東和線の峠である。

花巻市大迫町の早池峰ダム湖側からアクセス。折壁峠へ行く途中の分岐から写真に見えている橋を渡る。
折壁峠へ行く途中から分岐して橋を渡る



この橋、橋のたもとに「ねこそこはし」と書いてある。そして猫のブロンズのレリーフが取り付けてある。渡ってみると「猫底橋」と書くようで何が猫底なのかよくわからない。橋を渡ったところに石碑が並んでいたので昔からあった道のようだ。そして実はさっきの道の駅「はやちね」にも猫の頭部をかたどったモニュメントが置いてあって、その凝りようが猫好きには嬉しいスポットだった。

「ねこそこはし」
「猫底橋」と書く 橋を渡ったところに石碑
道の駅「はやちね」にあったモニュメント




橋を渡って峠道を進むと1車線道になった。そして分岐の看板が出てきた。その看板に猫底の文字があった。この奥に猫底集落があるらしい。しかし看板には「ねこそこ」ではなく「ねこぞこ」と表示してあった。どっちが本来の読み方なのだろう?謎を解きたいところだが、とりあえず峠が先である。分岐を右へと進路をとった。

1車線道になった バス停
看板では「ねこぞこ」だが・・・ 分岐を右へ



名目入の集落辺りから勾配は急になり、間もなくゲートが現れる。折壁峠にあったゲートそっくりである。峠道はくねくねである。

名目入の集落 ゲートが現れる



そうして登っていった最高点が下の写真の場所だった。先に見えているカーブミラーの所は切り通しになっていて長野峠の看板があがっていた。だから通常はカーブミラーの所が長野峠で良いのである。ところがこの最高点から右へスイッチバックした細い道が実はあった。後で地図をよく見てみるとその細い道の先が長野峠らしいのだ。

峠手前の最高点 右へ行く道があった



しかし、看板に長野峠と書いてあり、市境の看板まであれば、誰でも峠だと思うだろう。私もまんまとその陥穽にはまってしまった。しかし管理者すら峠の表示をするくらいだから、到達したことにはさせてもらおうと思う。

長野峠
長野峠の峠標識(花巻市側から)
峠の市境標識(盛岡市側から)



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