三国峠 508m (2007.6.23) 地図
岐阜県土岐市鶴里町柿野−愛知県豊田市(旧小原村)大平町
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岐阜県土岐市鶴里町柿野と愛知県豊田市大平町との間にある県道19号・土岐足助線の峠である。 もともと、ここは普通の地図には載っていなかった。岐阜新聞社刊・岐阜県万能地図がその出所である。そして名前の由来は峠から少し西に行った所にある三国山から来ている。 では、その三国山はというと、三国というからには国境にある。しかも三国の境界がその一点から分かれているわけだ。じゃあ、その三国とはどこであろうか?岐阜と愛知は容易にわかる。あとひとつは?昔の名前にしてみよう。美濃と尾張とくればあとは三河だねv(^^) |
柿野から見た三国山 | |
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堀越峠のある駄知から肥田川沿いに遡り、国道363号線へ。国道を西へ走り、温泉(柿野温泉)がある柿野から県道19号線に入る。 |
国道363号線と柿野温泉 |
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国道363号線から県道19号線に入る。 | 峠道を登っていくと、林道松根線との分岐がある。 |
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さらに登り、山の神が祀られている先に峠があった。 | |
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愛知県側 | 岐阜県側 |
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振り返ると、上空サプライズ |
岐阜県側を振り返ると、明日香の芋ヶ峠で出てきた雄綱・雌綱に匹敵するような綱が上方に張ってあった。
こういう綱は集落やテリトリーの境に置いて災厄をブロックする役目を与えた結界のようなもので、
峠や坂のような境目・境界線に何らかのモニュメントは付きものである。
だとすると、その下にある山の神と思ったものは賽の神なのかもしれない。