間見峠(まみとうげ) 346m (1998.3.28、2009.10.24) 地図 2.5万図

岐阜県美濃加茂市三和町川浦ー加茂郡七宗町神渕(かぶち)間見
美濃加茂市三和町川浦と七宗町神渕間見の間にある県道97号・富加七宗線の峠である。県道58号・関金山線や国道41号線の裏道として使われる。

峠道のアプローチは非常に長い。この沿線から乳岩峠鯉下峠地蔵峠などへと道がつながっている。



川浦の辺りまで来ると納古口があった。春に登った納古山へ西から登る登山口のようである。そのまま道を進むと、やっと2車線が1車線になる。道路幅員狭小のため大型車(車幅2m以上)通行不能とある。ここからが実質的な峠道といっても過言ではない。林の中の狭い道を登っていく。

納古口 納古山への登山口
2車線が1車線になる 林の中の狭い道



そこを抜けると唯一のヘアピンカーブが現れる。勾配は大したことはないものの殆どスイッチバックというようなカーブである。そこを過ぎてさらに登っていくと、また道が広がって2車線道になる。ああ、つまらないなあと思ったところへ紅葉した木が現れた。何本か植えてあるものの一本が早々と紅葉していたのだ。

ヘアピンカーブ現わる 殆どスイッチバック
間見峠(岐阜県)の紅葉
紅葉



そのまま登りついたところが峠だった。峠は美濃加茂市と七宗町の境になっていて、お地蔵さんが祀ってある。このお地蔵さん、享保十五(年)と読める。そして右側には「まみ」の文字もある。またお地蔵さんの横には「桜並木の間見峠」なる看板もあって、春はお花見ができそうである。

桜並木の間見峠看板
間見峠のお地蔵さん



峠から下る。ほんの少し下っただけで間見の集落に着く。ここから神渕の集落まで下ると、飛騨街道の県道58号・関金山線とも合流することになる。
間見の集落



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