楠峠(くすのきとうげ) 250m (2011.6.10) 地図  2.5万図

山形県鶴岡市温海川(あつみがわ)−鶴岡市菅野代(すがのだい)
. 山形県鶴岡市温海川と菅野代の間にある国道345号線の旧道の峠である。なお旧出羽街道の楠峠はトンネルをはさんだ反対側にあるらしい。

一本木峠から下り、温海川の集落で県道44号線と合流する。
温海川の集落手前で県道44号線と合流


集落内を過ぎ、登りにかかる。木野俣からも引き続き国道345号線を辿る。途中センターラインがなくなったり、道幅が狭くなるところを通りながら登っていく。

国道345号線を登る



少し登った長元橋の手前に旧道への分岐点があった。旧道には鎖が張られ、通行止めにしてあった。立てられた看板は「入山禁止(個人所有の山なので・・・)」とあり、山菜採りなどへの対処の方が優先しているようだ。

長元橋の手前に旧道への分岐点
鎖が張られ、入山禁止にしてあった



鎖を乗り越え、旧道に入る。6月というのに落ち葉散り敷きの道で、舗装されていても真ん中に草が生えていたり、廃が進みつつある。離合場所らしき広場には謎のコンテナが置いてある。途中から展望が開け、峠らしき鞍部が見えてきた。

一本木峠
謎のコンテナ 峠らしき鞍部(旧出羽街道の峠?)



そのあたりから下を走る国道も見えるし、傾斜もゆるやかでノンビリと登っていける。峠は遠望できた鞍部ではなく、手前にあった。ここも通り抜けができないよう大きなコンクリートブロックが真ん中に置かれていた。

下を走る国道 来た道
コンクリートブロックが置かれた峠(温海川側より)



展望は温海川側の方が効く。といっても特徴のない山が見えるだけである。

峠から下り出すと菅野代側も展望が開けてくる。そして下り出して間もなく谷間には昔田圃だった平面が現れる。

楠峠
(菅野代側より) GPS軌跡
菅野代側へ下る



中腹に作業小屋のような建物がある。そして間もなく田植えの済んだ田圃が現れた。ここは平地のように見えて谷間の平坦地に過ぎない。ここからまた峡谷のようなところを抜ける。

峠から下る 田植えの済んだ田圃



その小さな峡谷を抜けると、行く手にトンネルを抜けた国道が見えてくる。田圃があるそして峠から下る。木野俣からもさほど登らなかったが、反対側の温海川方面へも大して下らなかった。すぐに温海川の集落が見えてきた。

行く手に国道が見えてくる
国道合流点



さて、ここまでの動画を撮ってある。写真に撮ってないところもあるので参考に見てほしい。



そして車を回収するためにトンネルへ登り返した。楠トンネル、たったの250mである。それだけにそこそこ登らなくてはならなかった。

国道345号線を登り返す 楠トンネル(菅野代側)
楠トンネル(温海川側)



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