紅葉の木曽越峠(1)

    (2005.11.13)   更新 2005.11.14  地図
木曽越峠、岐阜県側の林道
昨年行われた渡合温泉&木曽越峠オフ。木曽越峠は美濃の峠でも廃道になった峠として紹介してあったし、渡合温泉はランプの宿として有名なので参加したかったが、何とも都合がつかなかった。

そこで今年は渡合温泉はともかく木曽越峠だけは何とかやってやろうと機会を狙っていた。
木曽越峠、岐阜県側の林道



コース
道の駅「加子母」−賽の神トンネル−付知渓谷−渡合温泉−木曽越峠−道の駅「加子母」

道の駅でP泊し、朝6時45分頃スタート。昨夜は晴れていたのでえらく寒かった。今朝も相当冷え込んでいる。
道の駅から見た木曽越峠付近(6:30)



国道の賽の神峠(トンネル)は登坂車線があるほど急坂だが、寒くて震えている現状ではかえってありがたい。トンネルまで登ると、寒いはずだ。0度だもの(゚o゚)
賽の神トンネル(7:06) 0度 (7:07)



トンネルから付知側へ下り、信号のある分岐から付知渓谷へ登り返す。ここは白巣・真弓峠を2回、鞍掛・白巣峠をやったのも含めると、もう5回目になる。しかし秋に来るのは2回目だ。

周りはそこかしこに秋色が目立つ。谷を進むと昨年来の崖崩落による通行止め標識がある。
紅葉 秋色(7:32) 通行止め標識(7:40)



通行止め標識もものともせず、ドンドン進む。ゲートの直前、御岳信仰関係かなんかの建物の前にきれいに色づいたモミジがあった。
色づくモミジ(7:50)



ゲートは頑丈にできている。自転車を通すのにふつうならゲートの下を潜らすのだが、ここは極端に狭いため自転車を倒しても通せない(ToT) しかし昨年akutaさん達は突破してるので何か方法があるはず・・・ゲートの横に人が通れるような隙間が明けてある。自転車をクネクネさせながら通ったら抜けられた\(^O^)/

道はダートになり、周りの紅葉もますます彩りを深めていく。
通行止めゲート(7:56) 秋色(8:16)



真弓峠との分岐を過ぎ、赤いトラス橋の先には裏木曽の山々が聳えている。
真弓峠との分岐点(8:23) トラス橋(8:26)



トラス橋の先に高樽の滝があった。現在の橋の上流にかかった古い橋越しに滝が見える。ここで標高723m。分岐の信号から200m登った勘定だ。
木造の上部路トラス橋(8:31) 高樽の滝(8:32)



そういえば、道に崖崩れが発生して通れなくなってる所があるらしい。新旧2つのしでのき橋付近がその現場だった(注:しで)。過去に2度通った道は崖崩れの下敷きになって復旧の見通しはつかないらしい。それに替わって対岸へ渡る橋ができている。

新旧しでのき橋のうち昔からある古い橋は木製の小さな吊り橋で渡るとユラユラ揺れてまことに怖い。今年できた橋は鉄製トラス橋でしっかりしている。崖崩れ現場を対岸に渡って回避し、もうひとつ造った西俣大橋で戻る方法をとっている。
新旧しでの木橋(8:50) 崖崩れ現場(8:56) 西俣大橋から写す



西俣大橋を渡り、元?の道に戻ると、渡合温泉(どあいおんせん)の送迎マイクロバスが来た。写真の看板があるところで止まり、お客を下ろした。遊歩道を歩かせるためらしい。バスはそのまま宿へ帰っていった。

渡合温泉へは白巣峠との分岐を左へ入って林道を進む。
西俣大橋の上流付近(9:07) 白巣峠との分岐、左が渡合温泉方面(9:15)




国設渡合野営場を過ぎ、林道が登りになる辺りに渡合温泉がある。

木曽越峠へ向かう西沢林道から見ると旅館の玄関が真下に見え、出立するお客の出入りが伺える。ここはランプの宿として有名で完全予約制の秘湯と言われている。
渡合温泉(9:24)



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