香ノ搭峠  398m (2007.11.15) 地図

和歌山県すさみ町小河内(おかうち)−すさみ町見老津(みろづ)
和歌山県すさみ町小河内と見老津の間にある県道225大附(おおつき)見老津停車場線の峠である。

まったくぅ。難読地名オンパレードである。小河内と書いて「おかうち」でも珍しいのに見老津「みろづ」ってなに?そして大附「おおつき」もなにげに読みにくいよねえ・・・


それよりも、この峠ってどう読むの?文字通り読めば「こうのとうとうげ」。なんだかコウノトリみたいだね(--;)
小河内地内で225号線に入る




小河内地内で225号線に入る。とにかく道が狭い。道幅2mあるのか?というくらい狭い。おまけにガードレールもない。車に抜いて貰うとかすれ違いとかいうレベルではなく、こっちも下りて対処しないとあかんくらいの狭さなのだ。

幸い道中で出会ったのは軽トラ1台きり、それも下りの待避箇所付近だったから良かった。
小河内地内、まだ道は広い



狭いのも道理、小河内川の谷を遡っていき、途中からは谷の中腹をトラバースしていくからだ。
峠は石積みがある切り通しだった。狭いだけに峠の手前で出迎えてくれたお地蔵さまにはさすがにホッとした。

狭い狭い峠道 (小河内側より)
(見老津側より) 峠のお地蔵さま



見老津側は途中まで尾根道であるため海が見える。その中腹に熊野古道・長井坂の看板があった。すさみ八景という展望の良さの代わりに険しい道であったらしい。熊野古道はかなり踏破したが、どれも厳しい道中だっただけに無計画で入るわけにはいかない。そのまま無視して見老津へと下った。

熊野古道・長井坂の看板 (小河内側より)
見老津付近


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