京都北山・海老坂オフ
(海老坂〜神楽坂〜原峠〜知谷峠〜深見峠)
(2009.11.8) 更新 2009.11.14
京都在住の、わしはGT。さんが企画されたオフ会に行ってきた。
京都北山に造っていた丹波広域基幹林道が完成した。広域林道は今までに4回行っており、2度目のときに原峠〜深見間が出来てなかったため、知谷峠へは行けなかった。今回はそのリベンジ戦を兼ねての企画である。
・・丹波広域基幹林道ルート図
コース
本編
m-kojimaさんと羽島市で待ち合わせ、京都北山まで名神をひた走る。京都東で下りて、市内を横断。国道162号線・周山街道でいねむりパーキングに着いたのは8時半。集合予定時刻より15分早い。準備をしながら待っていると幹事のわしはGT。さん、定刻どおり現れる。しかしSimouzuさんが現れない。9時15分まで待ってスタート。国道を走っているうちなら行き会うだろう。
国道を走り出すと間もなくSimouzuさんが反対側を走ってくる。日吉まで輪行してきたそうだ。山陰本線では遅くても仕方ない。集合前に準備不足には気が付いていた。誰ひとり携帯番号を知らないのだ(゚o゚) まあ、うまく集まれたから良かったけどね。
いねむりパーキング(8:34) Simouzuさんはいずこ?(9:11) えっ、日吉まで輪行?(9:17)
ゼミナールハウス前の名無しの峠(昔は名前があったらしい・・・)を上り下りして田原川の谷へ入る。
ゼミナールハウス前の(9:29) 名無しの峠(9:35)
田原川の谷を下っていくと、佐々江の集落で佐々江峠もしくは佐々江愛宕峠と地元で言われている小さな峠をゲット。GPSルート軌跡を地図で見ると上佐々江の位置にあたる。
佐々江峠もしくは佐々江愛宕峠へ(9:48) わしはGT。さん m-kojimaさんとSimouzuさんのツーショット 佐々江峠もしくは佐々江愛宕峠(9:49)
そして四ッ谷まで来ると、cancanさんが泣いて喜ぶ道路元票があった。五ヶ荘村と書いてある。国安神社の前である。海老坂の谷へ入る。丹波造りの家や丹波黒豆が見られた。近畿自然歩道「海老坂峠道」の道標が出ている。道が急になると林道海老坂線と旧来の峠道が分岐する。
四ッ谷(10:08) 五ヶ荘村道路元票(10:10) 近畿自然歩道「海老坂峠道」の道標(10:28) 林道海老坂線と分岐する(10:31)
道が劇坂になる頃、「四ッ谷八景 海老坂帰鴈」の看板があった。走りながら撮ったのでそのときは何が書いてあるのかわからなかった。しかし、帰鴈とは何のこっちゃ?抹茶に紅茶である。読みは?「きがん」もしくはそのまま「かえるかり」らしい。どこが帰る雁なのか?さっぱりわからないが、とにかく物流の要衝だったことはわかる。
その劇坂を登っていくと、写真のような石垣の上にクラシックな建物があった。
「四ッ谷八景 海老坂帰鴈」の看板(10:35) 「四ッ谷八景 海老坂帰鴈」の看板の内容 クラシックな建物(10:37)
玉岩地蔵尊である。境内の看板によると八百比丘尼(やおびくに)関連のお堂らしい。
石垣が見事(10:40) あとちょっとだよ〜(10:40) 玉岩地蔵尊(10:41)
一休みしてから登り出す。ここからは完全な山道である。しかし意外と道幅は広い。1.5mほどあるそうで、車道化の期待もあったそうだが、いかんせんスイッチバックが多すぎる。6回以上あったような気がする。そのあたりは動画でどうぞ(^^;)
一休みしてから登り出す(10:51) 完全な山道(10:51)
しかし20分ちょっとで峠にたどり着く。
峠には「従是南船井郡」の道標が建てられていた。反対側には如意輪観音が木の祠に祀られている。
そしてその上には立派な宝篋印塔(ほうぎょういんとう)があった。いろんな遺跡を見ると歴史の厚みが感じられた。
「従是南船井郡」の道標(11:14) 海老坂峠の如意輪観音(11:16) この、ど派手なおやじはどいつだい?あたしだよぉ!(~_~) 宝篋印塔(11:18)
峠から先には広域林道ができていた。なんだかあっけない。もちろん旧道もそのまま下っていっているので辿れないことはなさそうだが、目的は知谷峠なので、ここから広域林道を辿ることにする。
広域林道に出る(11:24)
海老坂峠の動画、広域林道に出るまで。